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平成の産後ケアと令和の産後ケア

こんにちは、高松奈央です。
今回のトピックは私の中ではまだまだデータ集めが必要だと感じている部分なんですが、私が目指す広い産後ケアのテーマをお伝えするには欠かせない考え方なので、現時点で私が押さえているところを書きます。
高松が見てきた元号と産後です。

平成と令和。元号の変わり目のタイミングでは大きな変化を感じなかった方も、コロナでさまざまなことが変わったいま、平成の時代のことをどのように感じているでしょうか。

私は平成の時代から、次の元号になる頃には産後ケアはどのように変わっていくのか、どのように変わっていったら良いのかという視点をもって情報収集や実践を重ねてきました。まだまだ深めたいところがあるのですが、回数を重ねながら深めることにします。今日はできるところまで。

平成の産後ケア

産後ケアという言葉ができたのは、平成の時代です。
社会構造の変化により核家族化が進んだことや出産年齢の高齢化などの諸要因により、産後女性の孤立化が問題視されるようになったことが発端です。
産前産後の母親の心身の状況について調査も広がり、産前産後の知見を踏まえた支援が必要だという流れも出てきました。
産後ケアに関する団体などが設立されたり、産後ケアを行うサービスが登場したのは平成の時代の後半のことです。
国でも母子支援の一環として産後ケアを推進し始めたこともあり、産後ケアは重要との見方がなされていますが、費用負担や地域間のばらつきがあるまま、お金を払って受けるサービスという認識を超えることなく平成の時代は終わり、次の時代に入ることになりました。

令和の産後ケア

令和の時代に入っても、産後ケアは主に産後のお母さんの心身のケアと育児のサポートを指すことは変わっていません。
しかし令和の時代に入り、産後のお母さんを取り巻く環境は変わりつつあります
令和の時代は多様化や個の時代、一億総活躍社会とか言われるようになったとおり、人の生き方は人の数だけ認められるようになりました。
それは産後のお母さんも同じです。いや、そのような時代で子育てするお母さんにとってはより身につけておきたい考え方になりました。
子育てもいままでの方法論的な子育てでは収まらなくなってきています。お母さん自身も新しい生き方を求められる時代です。
産後ケアも方法論だけでは対応できなくなってきました。産後ケアも新たなフェーズに入る時なのかもしれません。

そのような時の流れにコロナの影響も入ってきています。出産の現場も以前から比べて制限が出る部分も増えました。これまでの施しを受ける産後ケアも感染対策から制限が出ている部分もあります。

物理的な部分だけではなく、時代の流れに合うニューノーマルな産後ケアが求められる。高松が考える広い産後ケアはこの考え方から大きな影響を受けています。


【後日追加】続きはこちらです


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