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人生に夢は必要か


夜寝てみるほうじゃないです。そっちは悪夢だったら
何からきてるかネットで検索してみてくださいで終了です。

学校ではよく「大きな夢を持とう!」って言われますよね。
でも親からはよく
「夢ばっかりみてないで現実を見なさい。」
って言われますよね。どっちやねんと。

個人的には「夢」は必要だと思います。
「夢」の一番の効能は「行動喚起」なんですね。
たとえば「自分の学力で行けるレベルの大学に行こう」だと
別に頑張る必要ないんですね。行きたくないけど頑張ろうとかで
頑張れるように人はできていない。

「あの大学に行ってキャンパスライフを送りたい」だからこそ
人は頑張れるんですね。

 じゃこの2人どっちが相対的に学力がついているかというと間違いなく後者ですね。勉強は時間じゃなくて集中力です。集中力は興味がないと続かない。
ただ、合格できるかはまた別問題です。
「一橋に落ちて慶應」と「一橋にギリギリ合格」で人生そんな変わりません。
むしろ第一志望落ちた人のほうが巻き返したいってモチベーションが高いことが多い。学校の先生は生徒の能力を上げることにコミットしてるから夢を持てというわけです。先生も東大○人合格者出すとかコミット持ってるから志望あげろっていうのはまた別の話。


「夢かなわず絶望」はそのタイミングではそうかもしれないですが、
長期的に考えると、自分の能力は夢を追いかけないより上がっている可能性が高い。そして、その力は今後の人生に有益に働くと。仕事で一番のモチベーションはコンプレックスだと言われています。コンプレックスがある人ほど強い。

あと夢は叶えば幸せになれるって思想もどこかあると思います。これも危険。有名大に入れたら、芸能人になれたら幸せになれるかっていうとそんなことはない。過度な期待は落胆につながりやすい。

 でも分不相応な夢でも何かに向けて頑張れるなら、その間の過程で身につく力は夢があるほうが大きいので有益という話。ぶっちゃけ叶うかどうかは長い人生でみると極論どうでもいい話。まあかなわないとショックなんですけどね。
「頑張ったってかなわなければ意味ないじゃないか」ってなるんですけどね。意味はあるんですよね。

一方でじゃ親側の主張は保守的すぎるかというとそんなこともなくて、
これは確率論。

 バンドマンは1%の確率で1憶オーバー、99%の確率で100満未満(数字は仮)
大学卒はそこそこ就活やってればほぼ生活できるレベルの年収は確保できるわけです。子孫繁栄の観点から本能的に後者を推すのは必然。ただし成り行きが生活できないレベルなら賭けにでるほうが有利です。
株でいうと非常にボラリティの高い投資なわけですね。

 だから手持ちのカードとバーターのご相談で、年収100万なくても残りの人生かまわない!なら全力でバンドにいくのもいいでしょうし、オススメは例えば別に大学に行ってもバンドはできるし高学歴芸能人なんて腐るほどいるので、ある程度の大学は行きつつ夢を追いかけるですね。

 夢の追いかけ方は全力一辺倒ではないはず。大抵勉強したくないだけな気がします。まあ学校の勉強に魅力がなさすぎるのも問題ですが。手持ちのカードは少ないのに夢は大きくてリスクは取りたくないは成り立たないです。それならそれなりにかまわないけどリスクはあるよって話かなと。

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