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ニーズの本質は本能

 なんでこんな本能の話をするかっていうと、よく顧客インサイトとかって言うと思うんですけど、ニーズの本質はヒトとしての本能だと思うのですね。

 インサイトを紐解くってヒトのもともとの本能どうなってるんだっけってとこで考えると大体説明がつくし、妥当な施策になるなと。

 なんか本能の赴くままにいきるって悪いイメージだと思うんですが、本能って悪いところばかりじゃなくて、基本は生存欲求で生存できる確率があがるように考え、行動するって行動するのが承認欲求だったり、誰かに勝ちたい、楽がしたい、モテたいって全部大体生存か子孫繁栄に紐づいた話かと。

 自然の中にいると落ち着くってのも、本来コンクリートジャングルの中にいるより自然の中にいたほうが自然だって話だと思うんですね。ただじゃなんでみんな住まないかって言うと、現代って環境が競争戦略上都会の方が有利だからだと思うんですね。優位なとこにいた方が生存率があがると。

 テクノロジーは利便性をもたらすが、人はすぐにそれに慣れるので、利便性はどこまでいっても普通のレベルが上がるだけで幸福度には一時的にしか影響しないと思うんですね。じゃヒトは何に幸せを感じるようにできてるかっていうと、生き残るために学び、成長するって本能にしたがって生きるのが自然で、教育をどうするべきかって議論はこの本能に沿って楽しめるようにするってことだと思うのですね。

 興味がわかないってことは要は生きてく上で必要性を本能レベルで感じられないってことだからたぶんいらないんですね。興味がわくってことは本能的にいうと自分にその適性があってそれを伸ばすと生存確率があがりそうって話なんですね。だから興味がわかないことなんてやる必要本来的にはなくて、寝たい、休みたい、楽したいっていうのも生存する上では大切な要素で、必要以上に無理したらガタがくるって話かと。

 自堕落になるやんって話は自堕落にしても生きていける環境があるならいい環境ですねって話かなと。

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