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【読書の良いところは自由度の高さ】 感想:『ぜんぶ、すてれば』 中野善壽

『文字だけなら、そこに描かれる情景を何色にするか自由自在。どこで感動し、どこで一息ついて余韻を味わうか。緩急のつけ方だって読み手が主導権をにぎることができる』

感想

優しい語り口調で、ポンポンと小気味よくいろんなものを捨てています。

「所有は安定を生まない、ものを捨てれば自由になる」として、所有しないことで人生の選択肢を広げているのだそうです。

とくに驚いたのは「思い出もすてる、役に立たないから」とか、「人付き合いもすてる」の部分です。
思い出を捨てるのは振り返らずに見たことのない景色を求め続けたいから、人付き合いについては付き合い続けたいのは明るく未来を語れる仲間なのだそうです。
理由を聞くとなるほどと思います。

当然、著者は全部すてるので、本も捨てるのですが、本の良さを上記のように表現しています。
本の自由な感じもいいですよね。

この本を読んで実践したこと、したいことなど

著者の旅行は計画ゼロなんだそうです。
飛行機降りて、カフェに入り、いいレストランを尋ね、そのレストランでいいホテル聞いて、チップを渡してホテルの予約もしてもらうのだとか!
次の日も同じように過ごすそうです。

すごい!そんな旅行やってみたいなー
(というと今やりなさい、と著者に言われてしまいそうですが)


基本情報

リンク:ぜんぶ、すてれば
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年1月21日
備考:


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