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【キャリアの形は人それぞれ】 感想:『「いいキャリア」の育て方』 青田努

『キャリアはあいまいで長期戦で働く人の数だけそのかたちがある。だからこそキャリアは「自己満足」であっても良いのではないでしょうか。』

感想

2024年からある大学医学部の非常勤講師の依頼を頂いて、授業のテーマを「放射線治療医のキャリア」と題して話しているのですが、もうちょっとキャリアについて理解を深めようと考えたため手に取りました。

キャリアを育てるための5つの資として著者は「資格」「資源」「資質」「資本」「資産」を上げ、それぞれについて解説しています。
キャリア、と考えるとぼやけた感じになるのは、著者が指摘しているとおり全ての人にそれぞれのかたちがあるからなのかもしれません。

この本を読んで実践したこと、したいことなど

本の後半で「キャリアは我慢大会ではない」ことを訴えていて、仕事の満足度のためには「技能多様性、タスク完結性、タスク重要性、自律性、フィードバック」が重要だと述べています。

この観点から改めて医者という仕事を評価してみると、うーん確かにいずれの要素も結構満たせているのでは?と思い、私自身の満足度の高さはこうした要素からくるのかなと考えました。
少なくとも著者の勧めている「自己満足」感は得られているので幸せなことだなぁと思います。

きっとキャリアを考えることは生き方を考えることなのでしょう。
もう少しキャリアのことについて勉強を進めたいです。


基本情報

リンク:「いいキャリア」の育て方
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年1月25日
備考:


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