見出し画像

子供の宿題、⚪︎を付ければいいってわけじゃない

子供の冬休みの宿題を見ていて、
小学生もなかなか大変だなと思いました。

自分たちの時よりも宿題が多いような気がします。
しかも今は自主学習というのもあり、
いろんな変化を感じます。

そんな宿題の丸付けをしていて
思ったことがありました。

それはただ⚪︎を付ければいいってわけじゃない
ということ。

消去法で答えを書く

小一の娘の宿題の丸付けをしていて、
間違いがいくつかあったので、
解き直すように促しました。

すると、意味を理解していないのに、
消去法で答えを書いた部分がありました。

具体的には、
アとイを選ぶ問題で、
イで間違ってたからアと書き直した
という状態。

本人にも聞いてみましたが、
「イで間違ってたからアにした」とのこと。

「それはそれで正解(笑)
 そういう答えの出し方もあるね」
なんてことを伝えながら、

せっかくなので、
どこまでわかっているのか確認しながら、
もう一度問題を解いてみました。

座学ではなく実験

間違ったのは算数の問題で
『二つの瓶のどちらに水が多く入るか?』
というものでしたが、
テキストを見ながら解いていても
なかなか理解できないようでした。

そこで、本物のコップを使って
問題を再現してみることに。

実際にコップを2つ用意して、
問題のように片方に水を入れ、
それをもう片方に移す。

ということを一緒にやってみました。

はじめはわからない様子でしたが、
何度か続けているうちにピンときたようで、
問題に戻って解説してくれました。

座学で理解できないことを
実験のように体験を混えることで
理解できたようです。

なかなか根気のいることでしたが、
こういう体験ができるのも今のうちと思いながら
こっちも楽しもうと思えました。

宿題の意味

そして、
「宿題は⚪︎をもらえればいいわけではない」
ということも伝えました。

「なんで冬休みに宿題が出るかわかる?」
そんなことを聞きながら、

宿題は問題を考えて答えることが大事、
答えだけ合っていても
なんでそうなったかわかってないと意味がない、

そんなようなことも伝えてみました。

覚えていなくても、
どこかで何かをきっかけに
そんなこともあったなーなんて
ぼんやりでも思ってもらえればいいかな、
なんて思ってます。


本人のキャラクターもらあるから
子育ては試行錯誤…
そんなことを実感した冬休みでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?