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「おつり」を知らない小学生


「おつりって何?」

小一の子どもに聞かれて、
ちょっと戸惑ってしまいました。

というのも、
てっきり知ってるものだと思っていたからです。


知らなかったんだ、
という驚きと戸惑いで一瞬フリーズしましたが、

よく考えてみると、
最近は電子マネーやら
クレジットカードなどで支払うことが多く、
現金のやり取りが圧倒的に少なくなってることに
気付きました。


これはある意味、電子化の弊害かも…
なんてどうでもいいことが思い浮かんだので
つらつらと書いてみました。

おつりを知らない

そもそもなんでおつりの存在を知ったのか?

そんなことを聞いてみると、
友達の親と先生が、遠足のお金のやり取りをしていて、
そのときに「おつり」というワードを聞いたとのこと。

本当にいろんなことを聞いていたり、
学んだりしてるんだなー
と感心しながらも、
おつりについて説明しました。

口だけでは伝えにくかったので、
ふせんをお金に見立てて
お店屋さんごっこをしてみました。


手元にあった本にふせんで500円と書いて、
子どもを店員さんに見立てて、
ふせんの1,000円を渡して、本を買う。

そんなやり取りをするなかで、
なんとなく理解したようでした。

電子マネーの弊害?

電子マネーが使えるお店が増えたのは
うれしいことです。

ただそれには
お金教育における弊害も潜んでるのでは?

そんなことを
「おつりを知らない」から
こじつけのように考えてみました。


おつりを知らなかったのは驚きましたが、
たしかに、一緒にいるときに何か買うにしても、
スマホかカードで支払っています。
現金は滅多に使わない…
コロナ禍によってそれは一気に加速しました。


するとおつりが出ることはありません。
それどころか、現金を見る機会も多くないはず。

お金の教育をするにあたっては、
事前の知識や体験が少ない?
お札の価値がコインよりも高い
とか感覚的にわかりにくいのかな?


なんて考えたりします。

これが将来どうのこうのではありませんが、
電子マネー、クレジットカード以前の
現金についての基礎情報が大事
ってことに改めて気付かされました。



我が家で取り入れている「よろこびポイント」も
徐々に浸透し始めてきているので、
子どもが興味をもったときに
こういう話をしていきたいと思ってます。


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