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おフランスの保育園事情。

ということで。
Bebeも7ヶ月になり。Pre kindergarden(保育園)でも週に数回預けようかな、、と成りつつ有る今日この頃。

実は妊娠した時に”妊娠したら直ぐ産院予約しないと医療人材足りてないからパリは大変よ!”と言われていた。
そして”保育園も直ぐ予約しとかなきゃパリは大変よ!”と言われており
その旨をオットに伝えていたものの オットは”だいじょうぶー”とかなり呑気な返事。
私もオットもフリーで仕事をしているのでまあ、勤務じゃないし、何とかなるっちゃあ成るかと思っていたのだが。

まず前提としてフランスにはこう言ったカテゴリーがある。
⇩⇩⇩⇩⇩

フランスでは、出産後仕事を続けたい場合、安定期に入った妊娠5ヶ月目頃には、産休後に乳幼児を預ける場所を探し始めます。
.- 集団託児所(la crèche collective)
フルタイムで子供の面倒を見てくれる公立又は私立の託児所。主に共働きで仕事を持っている親又は求職中の親が対象で、子供は2ヶ月~3歳児までさまざま。収入によって料金が変わります。

  • - 両親参加型託児所(la crèche parentale)
    主な条件・料金体系は、集団託児所と一緒。資格を持つスタッフの他に、子供たちの両親が構成する組織で、親が子供の世話や託児所の経営を手伝う仕事も担います。親の負担は大きいですが、子供がどのように1日過ごしているのかわかり、集団託児所よりも透明度は高くなります。

  • - 家庭型託児所(la crèche familiale)
    幼稚園の養護資格を持つ人が自宅で子供を預かる家庭託児所。集団活動に参加します。料金体系は、集団託児所と一緒。

  • - 子供の庭(le jardin d'enfants)
    2歳~6歳まで(公立は4歳まで)の子供を預かる公立又は私立の施設。1日、半日、時々と選べます。託児所より施設が大きく、大きい子供向けに幼稚園と同じようにカリキュラムが組まれます。小学校入学まで、幼稚園ではなく、当施設に残ることを選ぶ家族も多くいます。

  • - 一時託児所(la halte-garderie)
    毎日ではなく時々預けられる一時託児所。終日ではなく、半日から選ぶことになります。正当な理由があれば母親の職の有無に関わらず預かってもらうことが可能。0歳児から就学前の子供まで預けられます。

  • - 認定保育ママ(les assistantes maternelles)
    一定の要件を備えた者が県政府へ登録し、在宅で保育サービスを提供します。保育ママは、親と雇用契約を結び、その親の家かもしくは自分の家で子供の世話をします。利用する親は、保育ママの賃金、社会保険料を負担しなければなりませんが、国による補助を受けられます。

  • - ベビーシッター(la/le baby-sitter)
    18歳以上の学生が中心で、自宅で、子供の入浴、食事、学習等を任せます。賃金・条件等は、当事者間の話し合いによります。


登録必要書類

最初は、各託児所の人事担当者と連絡をとり、面談を取り付けます。
登録に必要な書類は、各託児所に確認しましょう。 以下は例になります。

  • - 家族手帳(livret de famille)

  • - 賃貸契約書又は固定資産税納付書(bail de location ou un acte de la taxe d'habitation)

  • - 最近の電気かガスの領収書(facture récente d'électricité ou de gaz)

  • - 所得税確定通知のコピー(copie du dernier avis d'imposition)

  • - 予防接種済み記載ページのコピー(photocopie des vaccins de l'enfant)←これ!!!フランスはワクチン必須だからワクチン接種しない限り幼稚園、保育園通えない>< 更にはそのワクチンの数が10種近く有りどうなのか、、と。

  • - 子供の集団行動に対する、係りつけ医師による同意(attestation d'aptitude de l'enfant à vivre en collectivité délivrée par le médecin traitant)


Photo by @Miekoakiyama

で。うちの地区。余り人が住む地区認定されてないのか住んでる人も少ないが子供の数も少ない。
が。しかし歩いて数分のところに何個か上で言うCrecheとHalte-garderieは有り。一番近いとこが徒歩1~2分。
そこにすんなりと預かって頂ける事が決定。
外から見ると全くわからないが中は広くフランスはモンテッソーリ教育が95%
なので施設内にも木の滑り台が2台とか知育玩具たーくさん。
乳児、幼児、曜日、午前、午後で子供達の数は変わるが見学に行った時は2人の先生で4人の幼児。一人の先生で6人の乳幼児を見ていた。
実際今通い始めて1歳未満のクラスは一人の先生に対してMax二人。1:1の事も少なく無い。

こちら公立になるので親の収入で支払う金額が変わって来る。多分一番少なくて¥0。一番高くても¥700-/1h (ここはhaute-garderieなので給食とかは入ってない。因みに一時預かり保育なので午前か午後のみ。うちは午後1:30~5:00で週5預ける予定。350€/月=¥50221

因みにオットの親友が近くに住んでおり。その子供は4歳。私立の幼稚園で年間150万。(因みに幼稚園からフランスは義務教育)

更に。うちが預けているのはHaute-garderie=一部預かり。午前か午後の数時間子供を預かってくれるという場所だが。オットに”1日預かってくれるCrecheは近くに無いのか?”と聞いた。
何故なら1日預かりだと給食も出るのだが、それが頗る評判がいいのだ。
するとオットは言った。”有るんだけど撥ねられた”と。
Cresheは公立になるので2年前の年収を基準にして一定以上だと入れて貰えない=私立に行ってね。と言うことだ。

まーーーじーーーかーーーーー。
フランスは基本全てが全てこんな感じだ。
一律では無い。
給食代も預け代も世帯収入により支払額が異なってくる。

良くも悪くもウチの世帯収入は昨年オットが独立し自分で会社を興し
ガクン!と下がったので今年申請したらきっと1日預かりのCrecheにも入れて貰えるだろう。。(祈)


Photo by@Miekoakiyama

オットの妹が昨年出産し3ヶ月の育休と夏の休暇をくっつけてTotal 4ヶ月の育休後 即復帰していたが彼女は職場復帰に際し近所にナニー(Baby shitter)を見つけてフルで預けていた。
その金額1ヶ月 600€=¥84000-(←うち半日で350€だから割安っちゃあこっちのが割安か。)このうちの半分が多分国から補助金として出るらしい。。。(本当かどうかはわからん、、汗)

この国の凄いとこは消費税とか住居費等 日本に比べるとめっちゃ高いが教育に関わるコスト、出産に掛かるコストはすこぶる安い。(世帯収入によるが、、、
これは凄いな、と思う。
未来を構成するための出費は国が持ってくれる。
そして国民全員が税金を納められる様にライススタイルが変化しても女性の社会進出、社会復帰も問題無く出来る様に体の負担、痛みのトラウマの少ない、無痛分娩が90%(自然分娩したい人はそれも可能)
その分入院も2泊3日。ぱっぱと帰ってね。って事だ。

職場復帰が基本生後3ヶ月なので断乳も3ヶ月。のちはミルク。離乳食も4ヶ月からこちらでは豊富な種類が売られて居る。それもほぼBioだ。逆にBio以外を余り見かけない。
因みに粉ミルクもBio.(←その代わり1缶¥3000-以上。安くない。泣)
更に生後3ヶ月でBebeだけ別室に移すカップルも珍しくない。そして基本子供がどんなに毎晩泣いて一緒に寝たがっても子供と親は別の寝室、というのが一般的。(→これ凄いな、と思った、、、 毎晩夜中泣いて起こされるならそれこそ一緒に寝たほうが楽じゃね?とか思っちゃうのだが。。)

日本だと”子供が生まれたら子供中心の生活”になるがフランスでは”大人中心”の生活のまま。子供はそれに合わせられる感じだ。
もうこれは文化の違いなのでどっちがどう、とは言えない。

さて。一時預かり!!!預けるのかBetterかどうかは分からんがLets Try! 
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