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「週休3日制」が導入される時代に求められる、ウェルビーイングな生き方とは?

近年、働き方改革の一環として、企業や自治体などで週休3日制の導入が進んでいます。この取り組みが国家公務員でも導入されることが決定したことから、ますます注目が集まっています。

日本で初めて週休2日制が導入されたのは、1965年のことで、当時の松下電器産業(現在のパナソニック)が先駆けました。創業者の松下幸之助は、社員に対して「一日休養、一日教養」と呼びかけ、週休2日制を導入することで、社員の心身の健康維持や自己啓発につながると考えていました。

そして、2022年4月に週休3日制の導入を発表した同社は、新たな1日を「副業(ボランティア)」に充てるよう勧めています。このように、働き方改革が進む中で、私たちはより幸福な生き方を実現するために、心身の健康維持に加えて、自己啓発や社会貢献などの機会を活用することが求められています。

それでは、週休3日制の導入がもたらすWell-beingな生き方とは、どのようなものでしょうか?

まず、Well-beingな生き方を実現するためには、自分らしい人生を主体的に生きるという姿勢が欠かせません。週休3日制の導入により、自分のライフキャリアをデザインする力がますます必要になってくると言えます。

そして、Well-beingな人生には、以下の4つの要素を充実させていくことが重要です。

  1. Labor(働くこと、社会貢献)

  2. Love(愛 / 家族・仲間・恋人・友人との絆、信頼関係)

  3. Leisure(余暇の充実)

  4. Learning(学び・自己成長の実感)

これら4つの要素をバランスよく充実させることで、ワークライフバランスが実現し、ウェルビーイングな生き方を実現することができます。

【4つのLの充実がもたらす、週休3日制の効果】

週休3日制の導入は、仕事に費やす時間が減る分、自分自身の時間が増えることになります。この自由な時間を有効に使い、副業や社会貢献活動に取り組むことで、自己実現や社会貢献にも繋がり、個人の成長にとどまらず、社会全体の発展にもつながるでしょう。

余暇を充実させることでストレス解消やリフレッシュにつながり、仕事により集中力や生産性が向上する可能性があるとされています。さらに、学びに時間を使うことで、自己成長やスキルアップにつながることも期待できます。

週休が3日でなくとも、こうした意識を持って日々を過ごすことで、自分なりの幸せを追求することができます。4つのL(Labor, Love, Leisure, Learning)を充実させることで、よりワークライフのバランスがとれた、充実した人生を送ることができると私は考えています。

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