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ひとり親 無職になる➁

➀からの続きです

楽しくやりがいを感じながら
仕事を10年程やり
ずっと突っ走って
気がついたら
毎年少しずつ仕事量が増え
重くなっていた

病気になっても辞めれない同僚
休めない同僚を見て

「あれ?」
「もしかして自分も同じ状況になる?」

恐怖に駆られた頃

「こちらに来ないか?」との
お話をいただいたので
そちらへ行く事にした

県外でのお仕事だったので
今の会社で仕事が出来なくなり
円満退社で退社した

仕事の引き継ぎも
次の人を教える期間も短く
不安ではあったけど
辞める日は決まっていたので
毎日コツコツと引き継ぎノートに
10年間の思いを綴っていた

何かあったら辞めた後も電話するかも。と
マネージャーに言われた
もちろんいつでも電話くださいと
そう伝えた
会社も仕事も職場の人も
変わらず好きだった

ただ
責任と負担が異常に多くなった事が
恐怖だった

このままここで働いて
心も身体も、もつのだろうか
いつも心の何処かで思っていた

新しい県外での仕事は
希望に満ち溢れていて
毎日楽しみにして
行く日を心待ちにしていた

が、
現実は厳しく
見事に裏切られた

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