石田 剛規 / Takaki Ishida

石田 剛規・B3 league 東京エクセレンスHC・3x3 湘南サンズ代表・楽天TV…

石田 剛規 / Takaki Ishida

石田 剛規・B3 league 東京エクセレンスHC・3x3 湘南サンズ代表・楽天TV NBA解説・・・

最近の記事

SHONAN SUNS SOCIETY

Shonan Suns Society *湘南サンズ試合のお知らせ* 第6回3x3 日本選手権 日程:2021年 3 月20日 (土) ~21日 (日) 会場:新宿住友ビル三角広場(東京都新宿区) この1年間はコロナの影響もあり、思うような試合への参加、 イベントの企画・実施をできない期間となってしまいました。 そんな中、 形や場所を変えながらも、それぞれが試行錯誤をして3x3に取り組み、 湘南サンズとして大会に出場できることを嬉しく思っています。 ぜひ温かい声援を間

    • Open Team Building : 09 デュアルキャリア

       これまで Open Team Building で公開してきたチームフィロソフィーを確認・共有したり、新たな学び・気づきを得るために、週末の練習の午前中は、チームミーティングを実施しています。  時にはゲーム、時にはアクティビティ、時には話し合い、時には選手によるプレゼンも。バスケットボールのシステムや、参考映像の共有をすることも勿論ありますが、それだけではなく人としての魅力や一般教養、あわよくばビジネススキルにも繋がるような工夫をできればと考えています。  先日は選手

      • Open Team Building : #08 共有

         共有という言葉から共通認識という言葉も思い浮かびます。共通認識を持つということは、言い換えれば同じ方向を向く、ベクトルを合わせるといった言葉にも言い換えられます。英語だと「on the same page」という言い方もあります。  同じページにいる。ってすごくいい表現だなと、初めて聞いた時に感じたことを覚えています。それぞれが別のページ、時には別の本にいる場合も起きてしまうのが組織です。そして同じページにいる、というだけで、全員が同じ言葉であるわけでない、というのも

        • Open Team Building : #07 願望

           GRAB THE VICTORY はバスケットボールに対してのスローガンです。それだけではなく、オフコートでの行動指針となるような文言、または現在すでにあるチームカルチャーを明文化しつつ、且つこれから大切にしていって欲しいことを伝える文言、そういったものを作ること。そしてそのプロセスを通してチームビルディングが進んでいくことが願いです。  とはいえチームの理念やスローガン、つまり言葉の整理がチームビルディングの目的ではありません。上から提示された行動指針や言葉に従うの

          Open Team Building : #06 目的

           いよいよチームフィロソフィーのまとめに入っていきます。まずチームスローガン GRAB THE VICTORY に関しては継続としました。毎年変えることも出来るのですが、「勝利を掴みとる」という姿勢がこのチームには必要という判断と、「勝利を掴み取る」姿勢を持っているのが東京エクセレンスと広く認識される状態を目指したいという意図。そして選手自身も、勝利を掴みとるために必要が必要かを考えて欲しい。この3つが大きな理由です。  次にGRAB THE VICTORY / 勝利を

          Open Team Building : #06 目的

          Open Team Building : #05 議論

           #01 #02 にて紹介したスタッフの意見は、以下のようにグラフ化しました。 ・Indivisual MTG(個別のミーティング) ・TESRA(テスラによる活動) ・Seminer(ビジネスセミナー等)  どれをするにしても、TEAM philosophy を意識して行うことでより効果が高まるという考えから、まずはこの部分を重点的に進めます。  まずチームフィロソフィーは3要素に分類できるのではと分析をしました。  この段階でのイメージは 1・オンコートにおけるス

          Open Team Building : #05 議論

          Open Team Building : #04 目標

           選手の意見のグラフ化をまず振り返ってみます。一度目の意見の集約を可視化したあとに、改めて意見を求めたものが以下になります。  次にこれらの項目はどんなものなのかを、分析をしていきます。  オンコートとオフコートに項目を分けることができます。現在オンコートで何らかのアクションを起こすことは難しいことから、オフコートで何ができるか徹底的に考えようと働きかけをしました。  その上で、オフコートの項目は以下の5つの要素に分けることができます。  1・コミュニケーションが

          Open Team Building : #04 目標

          Open Team Building : #03 選手

           意見をマッピングする過程を選手にも実施。共通認識を持つことの重要性に加え、深く考える機会の必要性を感じ、気づきと学びに繋がればと考えました。  同様に実施するとはいえ、スタッフの視点には、 ・チーム全体を俯瞰して見ている ・チームを長いスパンで見ている  という2点が強く影響をしていると感じており、このまま同じ様なアプローチを取っても、選手にとっては自分ごとにならないかもしれません。そこで少し角度を変え「来季何を大切にするのか」という質問にしました。  *選手は基本

          Open Team Building : #03 選手

          Open Team Building : #02 意見

          前回(Open Team Building : #01)にて紹介したグラフに、スタッフが提出してくれた意見を要約し、グラフにマッピングをしました。  このグラフを共有したのちに、追加される要素、移動する要素もありましたが、それぞれの意見や想いを可視化するとても興味深い作業となりました。  *「あいさつ」に関しては重複をしていますが、  ・チーム・組織内コミュニケーションの要素  ・対外的な礼儀・マナーの要素   の2種があることから2項目にしました。  次にこの項目

          Open Team Building : #02 意見

          Open Team Building : #01 分析

                  Q・東京エクセレンスで大切にすること、したいことは何か。 「何を重要視してチームで活動しているか。  選手のどこを見て評価・判断しているか。  東京エクセレンスが大事にして欲しいことは何か。」 こんな質問をスタッフLINEグループに投げかけました。 スタッフメンバーは以下8人 ・GM 宮田 ・執行役員 今村 ・HC 石田 ・AC 早水 ・通訳 阿部 ・SC 冨樫 ・TR 田村 ・TR 鈴木 *後日、広報 津野も参加  GMとしての選手やチームの評価

          Open Team Building : #01 分析

          Open Team Building : #00 序章

           オープンチームビルディングをスタートします。#オープン社内報 からヒントを得た企画ではありますが、通常はあまり表に出ないチームビルディングの内容を公開し、プロスポーツチームの内側を知ってもらえるよう発信をしていきます。 1・ファンやステークホルダーに普段見えないチームの一面を紹介する。 2・開幕までのプロセスを発信。認知を高め応援をしてみたいと感じてもらう。 3・公開かつ可視化することで、自分たちもより高い意識で取り組む。 この3つをゴールに設定しています。  現在

          Open Team Building : #00 序章

          2020 / 4 / 1~

          コロナの影響でシーズンが中止して一週間が経とうとしています。 正確には会見がが3/27(金)13:00~でしたから 5日と12時間ほど経過しました。 4/1の23:45分ごろ書き始めたのですが いつ投稿できるかにもよりますね。 *書き終えた時、すでに4/5になってました。 リーグ中断期間を経て、無観客での再開。 再中断を挟み、シーズン中止の決定。 細かい出来事を追えば、 無観客試合に臨むまでに、特に二日目には試合直前にも多くの出来事があり、 喜怒哀楽のジェットコースターを

          2020 / 3 / 16 twitter

          おはようございます。2連敗。ホームを守ることは出来ませんでした。画面越しの応援ありがとうございました。 悔しい試合となりました。それでも自分たちはたくさんのことを守ったと思います。 自クラブも、相手クラブも、Bリーグも。選手は本当にたくさんのことを守ったと思います。 出なかった選手は、ただ出なかった訳ではなく、出れない理由がありました。 何度も何度も出ようとしました。それでも出れない理由がありました。 出た選手は、リスクを背負い、覚悟を決めて、家族を説得して出ました。出

          2020 / 3 / 12 twitter

          ‪無観客試合の決定。多くの方に画面を通して試合をお見せできることと、現場でも週末に向けて目標が明確になること。この2つで前向きに動き出したことは確かです。感染の予防方法、疑惑がある際の診断・判断方法、感染してしまった際の対応をこの短期間でまとめたのだろうと思います。 日々状況が変わり、不安が募る環境での現役選手の気持ちは分からないけれど、Bリーグとファンの方へのリスペクトと感謝、そしてなによりバスケをしたいという思いが、とても強いと感じています。そして今週、選手達はものすご

          Head Coach Note 24

          vs 青森ワッツ 今季2回目の対戦。ディフェンス力があり、シューターも揃っている。前回ホームで対戦した際、下山選手に3ptsを決められ、負けた印象が強いです。シューターをどれだけケアできるかが試合の鍵と考えていました。 1試合目は出だしこそ良かったものの自分たちのケアレスなTOが続きました。前半を終えた時点で選手に伝えましたが、これは負ける流れ。相手は我慢をできており、シュートが当たり出したら止められなくなる。 結果的には3Q頭こそよかったものの、自分たちのTO、相手に

          Head Coach Note 23

          vs 熊本ヴォルターズ 石川海斗選手、おそらくB2ではtopのPGがチームを牽引し、中と外の外国籍選手、そしてシューターが揃うバランスの良いチームです。 両日とも2Qあたりからじわじわと点差をつけられ、3Qでも修正し切れない、そんな試合となりました。 1試合目は長谷川のハッスルで流れを変え、なんとか勝利を掴むことが出来ましたが、 2試合目は流れを変えることが出来ず敗戦となりました。 PGのコントロール。石川選手のアシストが2日間で25。味方を活かしつつ