脳の引っかかりをつくる日々
本を読むのは面白い。
ただ漠然と読んでいたのではあっという間に流れていってしまうのが難点だ。
とても面白い本を読んで、新しい発想の種を得て、アイデアを得たとしても消えてしまうのが人の脳。
ただ僕の脳の性能がよくないせいかもしれないが、消えていくのは仕方ない。
そんな時は脳に引っかかりをつくるのだ。
手元にノートを置いて、ひたすら書いたり、録音したり、音声入力したり。
体を動かしたり、声に出すことで、脳に引っかかりができる。
キーボードでデジタルでもいいんだけど、これだとアクセスするポイントがやや少ない。
僕のような凡人は少しでも引っかかりの多い方がいいようだ。
口も、手も、足も、目も、使う。
そうすると、少しは脳に引っかかって、記憶に残りやすくなる。
ノートなら記録で残る。
散歩しながら考えて新しい発想が出てくるのを待つ。
出てきたら、スマホに音声入力でメモを取る。
筋トレをしながら、面白いアイデアを思いついたら脇に置いたノートに書いておく。ついでに筋トレのメニューも書いておく。
書きなぐっていると気持ちが落ち着くのが不思議だし、結構課題が見えたりする。
なにも準備せず文章を書くことができたら楽なんだけど、スポーツのようにトレーニングをしながら書いている。
そして反応があると嬉しい。
書けないときは写真を撮る。
世界に痕跡を残すかのように毎日文章を書いている。
今日も書いたし、明日も書く。
そうして毎日過ごしている。
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