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【必見】レッドオーシャン市場でも勝ち抜く戦略とは?

突然ですが、競合が少ない市場だったら事業が成功すると思っていませんか?

市場にはレッドオーシャンとブルーオーシャンがありますが、ほとんどの人が、ブルーオーシャンだったら勝てると思っています。

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・レッドオーシャン:競合が多い市場のことです。
・ブルーオーシャン:競合が少ない市場のことです。
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もちろん、あなたの思っている通り、競合が少なければ事業が成功する可能性も高まります。ただ、これはあくまで、可能性の話です。

何が言いたいかというと、ブルーオーシャンについて、違う角度で考えたことはありますか?ということ。

その違うの角度というのが、
競合が少ない=需要がないかもしれないというの点です。

逆に言えば、レッドオーシャンは、競合が多い=需要があるということがいえます。だからこの記事では、レッドオーシャンでも勝ち抜くための戦略について解説していきます。

レッドオーシャン市場でも勝ち抜く戦略についてですが、結論から言うと、「ポジショニング戦略」です。

上手くポジショニングをとることができれば、競合が多い「レッドオーシャン市場」でも十分に戦うことができます。

中小企業は、大企業に同じ市場で戦っても勝てませんが、上手くポジショニングをとることができれば、十分戦えます。

例えば、サッカーで、自分がディフェンスの場合、足が速いオフェンスの人と同じ位置からスタートすると負けてしまいます。

しかし、ポジショニングを変えて、少し後ろの位置にポジショニングをとることで、先にボールに追い付いたり、十分なディフェンスができます。

同じ商品・サービスでもポジショニングを少し変えるだけで、売上が大きく変わることもあります。WEBサイトや事業を新規で立ち上げる際にポジショニングはとても大切です


そもそもポジショニングとは?

ポジショニング戦略とは、自社の商品・サービスを他社と差別化するための、市場での戦略的位置付けのことをいいます。

顧客目線からすると、「〇〇といえば、自社(クライアント)だ」というイメージを植え付けることです。例えば、ビールといえば、アサヒ、キリン、サッポロといった感じです。

こういうイメージをつけることができれば、ブランディングができている証拠なので、消費者としても悩みの解決策としてわかりやすいですよね。

ポジショニングの決定時にも別のフレームワークを使います

ポジショニングを決める際ですが、よく使われるフレームワークがあります。それが「STP分析」です。

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・セグメンテーション(Segmentation):顧客の年齢や年収、悩みなどで市場を細分化(グループわけ)
・ターゲティング(Targeting):細分化した市場の中から商品・サービスのターゲットを選定
・ポジショニング(Positioning):ターゲットとなる市場の中で競合他社とは異なる商品・サービスの強み・特徴を明確にする
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【具体的な図】

参照:https://colleagues.co.jp/sales-lab/stp-analysis/

上記のような図の場合、トレンドと価格を軸にポジショニング戦略をしています。

ニッチ市場でNo.1をとれ!

ポジショニングでの戦略で勝つのであれば、ニッチ市場でNo.1になる必要があります。ニッチ市場でNo.1であれば、初めにお伝えした、「〇〇といえば、自社(クライアント)だ」と覚えてもらえます。

もちろん、市場No.2以降でも覚えてもらうことも可能ですが、ニッチ市場No.1が一番売上を大きくできるので、ニッチ市場No.1を目指せるポジショニング戦略をしてくださいね。

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【ニッチ市場でNo.1をとった例2選】

例1:モスバーガー

マクドナルドの低価格路線と、少し高級なハンバーガーを提供する高価格路線の間に中価格路線のポジションです。「価格」でとったポジショニングですね。

例2:スターバックス

あなたの周りにもカフェがたくさんあると思います。そのカフェの中でも、コーヒーの品質、コーヒーの香りなどコーヒーについてひたすら追求して今のポジショニングをとりました。「商品の質」でとったポジショニングですね。

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まとめ

ブルーオーシャン市場だからといって、事業が成功するわけではないので、ポジショニングを考えて、
事業、商品・サービスを作ってくださいね。

ポジショニング戦略を行う際には、この記事で解説した、「STP分析」してニッチ市場No.1を目指していきましょう。


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