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今、生まれている無数の新規事業の種を掴む方法

新型コロナの影響で、多くのビジネスが止まっています。
一方で、こんな中でも新たな需要が次々と生まれています。
 
ごく一例ですが、在宅勤務の急増で、遠隔会議サービス、自宅の仕事環境グレードアップ、運動不足解消のための運動、といった需要が急拡大しています。
 
この需要の周辺で、たとえばリモートでエクササイズをレッスンしたり、Zoom活用の営業方法のコンサルティング、といった新規事業の種も生まれています。
 
急速に成長し誰も勝者がいない新規事業は、ビッグチャンス。
いまこの新規事業の種が無数に生まれつつあります。
では、いかにこれらの種を掴めば良いのでしょうか?
 
一つの方法は、他の誰も手に付けていない新規事業を立ち上げること。しかしこれは、率直に申し上げて至難の業。
 
マーケティングの大家・セオドア・レビットが、1966年の論文「模倣戦略の優位性」で紹介した「かじりかけのリンゴ戦術」が参考になります。要約すると、

成功するには最初にリンゴをかじる必要はない。
果汁がたっぷりある二口目か三口目で十分。
ただし果汁が涸れた10口目ではダメ
 
ということです。
 
ただこれは54年前。
当時は3口目まで時間的な余裕がありました。
現代では1〜2ヶ月の遅れが致命傷です。
実感では、新型コロナでさらに短縮している印象です。
2週間前のニュースは、もはや大昔です。
 
遅くても2週間程度で3口目のリンゴを探し、実際にかじってみることが必要なのかな、と思います。
 
「コロナ収束後に新規事業を考えよう」だと、リンゴは10〜20口目で芯も残っていないかも知れません。

↓詳しくは
https://takahisanagai.com/20200421

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