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Gran Manibusにジョインしました

入社から2ヶ月程たってしまっての報告ですが、株式会社Gran Manibusにジョインしました。1社目が1500人、2社目が100人、3社目である今回は30人程度とより小さな組織で働くことになります。その小さな組織の中で新たなチームの立ち上げに近いタイミングから参加できることとなりました(私で6人目)。ビジネスとチームをどう作っていくのかというところで当事者として関われる環境に魅力を感じ、転職を決意しました。

会社としては17年以上の歴史がある会社で、少人数のブティック系コンサルティングファームです。各業界のスペシャリストを擁しながら、全社的に特定の業界に特化しているというよりは、ビジネスとテクノロジーを融合させて価値を生み出すことを得意としています。

前職のふりかえり

1年半ほど前になる前回の転職は、国内独立系SIerから外資系コンサルティング会社ということで、大幅な変化があり多くの学びがありました。さまざまな分野で経験がある方々と一緒にできることを探して、仲間を見つけてビジネス作りに取り組むなどの経験は本当に有意義な時間でした。とくにアジャイルの同じ志をもった人たちと仕事をするのは挑戦的で、なにより楽しかったです。また、グローバルな企業がどのような社内の仕組みやナレッジを活かしながらビジネスを進めているかを肌で感じることができたのはとても良い経験でした。お世話になった皆さま本当にありがとうございました!

現職で働いてみてどうか?

入社後、早々にプロジェクトに入ることができ、今はほぼ毎日出社して3人チームで働いています。これは決して会社のルール上必須であったりチーム内の雰囲気的に強制されていることではありません。事実、週の半分以上をリモートですごす他プロジェクトのメンバーもいます。ですが今のプロジェクトのフェーズだったりプロジェクトチームのメンバーとの協働方法だったりで自然と出社して顔を突き合わせながら働くことが最適と感じ自然とそうしていました。出社が苦にならないチームで、いきいきと仕事できている実感があります。プロジェクトチームはデータ&AIエンジニア、UXデザイナー、ソリューションオーナーの自分と3人で動いてますが、互いをサポートしながらどうすればクライアントにとって良いビジネスインパクトを生みだせるかを日々話していて、刺激的でもうこのチームで働くことが大好きになってます。めっちゃ「ありがとう」と「Good job!」を互いに伝えてあっていて、あたりまえのことだけど、それに実感が伴うと働いていて幸せな気持ちになります。

会社のリーダー陣とも物理的にも心理的にも距離が近いのもとても良いです。これは働いてみて実感した小さい組織の最大のメリットの1つです。社長、副社長と面接の段階からハイレベルでアジャイルはもうコンサルタント側では「あたりまえ」であるべきもので、その先でどういうバリューを生むかの話を熱く話せました。そんな社長や副社長が「Just to say Hi(顔見に来ただけ)」というノリでチームのこと気にかけてくれます。遠目で見て「よしよしよくやってるな」って感じじゃなくて気さくに話しかけてくるので気軽に最近の調子どう?って話せます。そしてそれがプレッシャーにならず、相談とか提案のタイミングになってるので良い文化や関係を築けていそうだなと感じています。

今のチームのリーダーであるCTOは、テクノロジーやアジャイルのソートリーダーであることはもちろん、自分たちで定義した文化の価値基準を体現するような人です。それも背中から学べというだけじゃなくて、協働していて、サポートもしてくれているので直接学ぶことができます。自分に足りていない部分は補ってくれながら、アイデアを直接ぶつけてもっとこうしてみたらいいんじゃない、という会話をデイリーレベルでできるので、プロジェクトの中で最大限価値をだすために動けています。そんな弊社CTOがインプレスで連載している記事があるので紹介しておきます。

弊社はスタートアップでは無いですが、スタートアップのような文化はこうやってリーダーによって作られるのか!と目の当たりにしている日々です。私が入社してから3人チームに加わりましたが、良いマインドセットはまだ息づいています。次は、この形をさらにスケールしていくのか、いかないのか?していくなら文化を保つためになにができるか?という問いにチームで考えようというタイミングが来ています。私も本気で考えてこの問いにチームと向き合っていきます。

次の動きは?

前職も3年くらいは学びを得るために働くかなと思っていたのですが、1年半でこうなったので、もうわかりません。わかりませんが、自分のビジョンは変わっていません。今のプロジェクトでもアジャイルを始めて広げる機会が見えてきており、やはりその機会を得られることに対してワクワクを今も感じています。また、今の環境やプロジェクトを通して、良い組織の作り方を学んで、将来的に自分が今より大きな組織をリードする立場になった時にその学びを活かせるようにしたいです。もうひとつ、自分のプロダクトを持って自分でアジャイルをドライブしたいという願望もあるにはあるのですが、こちらは個人で小さく始められる時代でもあるので、何か小さく試してみます。

さいごに、謝辞

転職を決めるまでの間に、前職のリーダーが引き留めてくれたり、同じタイミングで声を掛けてくださった他社の方々も居て、それぞれに代えがたい魅力やすてきな人々がいらして、人生で最も迷いました。決めた後も、お断りをするのが心苦しくなるくらいに対話や条件にご尽力いただいたりしました。本当にありがとうございます。感謝とともに、そのようなご縁を今後も大切に、自分も誰かに対して同じようにあれるようにと思いました。ありがとうございました。

※当記事は個人の見解であり会社の公式な見解ではありません。

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Takahiro Ito
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