1ヶ月意識して続けるとコミュニケーションも上手になる。

Like a rolling stone  8月4日放送分のまとめです。
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こんにちは、たむたむです。
暑い日々いかがお過ごしでしょうか。暑いと言っても滝川市では夕方になればだいぶ涼しくなるので日暮れから日の出にかけてはだいぶ過ごしやすくなります。

・無意識の習慣の話し
さて本日はまず、無意識な習慣は1ヶ月で身に付くといお話をさせてもらいます。
実は1ヶ月半前くらいに引越しをしました。キッチンには収納のための食器棚が必要になったので買いにいきました。しかし諸々の社会的影響もあり、食器棚が届くまでに1ヶ月かかるということになりました。ま、それはしょうがないということで必要最低限の食器とカトラリー達をシンクの並びの引き出しに収納して最初の1ヶ月は過ごしました。食器棚が届いてからもちろん入れ替えをして快適に使い始めたのですが最初は不思議なことが僕の身におきました。食器の片付けなどをする時に、無意識に以前収納していた引き出しを開けてしまうことが何度かありました。以前とは収納場所も変わっているのでもちろん空っぽです。そう、1ヶ月の間に無意識的に食器をしまう場所が身についていたので場所変更に対応できていなかったんです。1ヶ月でこんなに無意識の習慣ってついてしまうんだなーと1人で驚きました。
ということは、意識しないとできないことを習慣化したいと考えたら1ヶ月間頑張って取り組んでみたら結構なんでも習慣化できるようになるのでは?と思いました。運動でも読書でも勉強でもなんでも良いと思うのですが、まずは1ヶ月取り組んでみる。ほんの15分とかでも良いと思います。まずは、毎日「取り組む」ということのハードルを極限まで下げておく必要があります。その中で楽しみがみつけられたりすると続けられますね。逆に1ヶ月やってみてもなかなか習慣化できなかったり楽しく続けられないということは、違う取り組み方を考えた方が効率よさそうですね。僕が食器を片付ける(もちろん頻繁に洗ってもいますよ)ことを習慣化しているのは、「妻が喜んでくれる」という楽しみがあるからです。僕は家事に対して、いかに「妻がニコニコでいられる時間をたくさんつくれるか」ということを意識して取り組んでいますよ。そうすると自分自身が家の中でとても幸せな気分でいられるからです。

コミュニケーションとは?
さて、後半はコミュニケーションとは?という話です。
みなさんはもうすでにコミュニケーションなんてよく知っているかもしれませんが、語源まで知っていますか?語源を知ることによって改めて自分が普段から行っている「コミュニケーション」を見直すことになるかもしれません。
もともと「コミュニケーション」はラテン語の「コミュニース」という言葉です。「コミュニース」の意味は「共有する」「分かち合う」だそうです。
「コミュニケーション」は情報や言葉や感情を、「伝達する」「伝える」ということだけでなく、本質的にはそれらを「共有する」とか「分かち合う」という意味が内包されているんですね。なので「コミュニケーション」というものは本来、一方的ではなく双方的、閉鎖的でなく開放的、否定的でなく肯定的であった方が良いのです。
言葉や情報や気持ちがお互いの中で理解把握された状態ということですね。決して言葉を言いっ放しではなく言葉や情報が受け取られた状態がコミュニケーションですね。
伝える側は、相手に自分の気持ちの矢印を向けて受け取りやすい形にする必要があります。また伝えられる側も相手が伝えやすいように「あなたの話しを聞きますよ、ニコッ」という感じで汲み取ってあげることが大切ではないでしょうか。
以前もお話ししましたけど、コミュニケーションって言葉のキャッチボールとして例えられることが少なくないのです。ボール(言葉や情報)を投げるときは相手の胸に向かって相手が受け取りやすい距離から相手が受け取りやすいスピードで投げてあげることが大切だし、キャッチする方もしっかり構えて受け取る姿勢と変な方向に飛んできたとしても追いかけてなんとか撮ってあげようとする心構えがあると、お互いの取れる範囲・届く範囲・能力を把握できますよね。そうすると、少しずつ距離が離れて、少々思いっきり投げたとしても「受け取ってくれる」いう信頼ができ、「遠くへ投げる」というチャレンジができますよね。
一方的に自分の言いたいことだけ言って返ってくる言葉には見向きもしないような人っていませんか?そんな人はきっと、近くから受け取る準備もできていない人に向かって強いボールを投げる人ですよね。
「コミュニケーション」は「言葉のキャッチボール」とは、まさにその通りですね。
自分が投げかけている言葉がどうも伝わっていないなという人は、キャッチボールに置き換えて考えてみたら良いかもしれません。自分が投げているボール(言葉)は、本当に相手が受け取りやすいところに適切な距離から適切なスピードで投げていますか?自分は大丈夫だから相手も大丈夫というのはおそらく思い上がりです。また、自分の投げる距離や強さのボール(言葉)を相手に無理やり受け取らせる(価値観を押し付ける)ことは、言葉や情報を共有するという目的に対してはとても非効率かもしれません。
なので、相手の受け取り方が悪い可能性もありますが、相手が受け取りやすいボール(言葉)の距離や強さを再度考え直してみるのが良いかもしれませんよ。ちょっと意識して続けるだけでコミュニケーションの効率は劇的に変わります。そして意識して続けるのは1ヶ月くらいで良いのではないでしょうか。先述通り、1ヶ月も意識して続ければもう無意識にできるようになってくるはずです。

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