子育てと人材育成について考える
「子は親を映す鏡」と言われるもの
2歳1ヶ月になる息子が、だんだんと自我が目覚め、ここ最近いわゆる「イヤイヤ期」というやつに突入してきた。
うちは、イヤイヤというより、「ダメ」といって言うことを聞かなくなってきた。
オムツ交換、お風呂、食事の選り好みなどなど、こっちが彼のQOLを高めようとしても、気に入らなければ「ダメ!」と跳ね返される。
親として、それはやっぱり素直に言うことを聞いてもらいたいし、そうでないと私たち親の仕事だったり、自由な時間が必然的に減ってしまう。(親のエゴだよね…)
一方で、
前に投稿したのだが、今職場で後輩の人材育成に携わっている。
なぜ、職場の人材育成は頭を使って指導をし、家では頭ごなしにしつけをしているのだろうか?
私の潜在的な気持ちの中に、きっと「子どもは親のいうことを聞くべきだ」という奢った気持ちや、上下関係での見方があったのだと思う。
例えば…
子どもが泣き叫ぶから、頭ごなしに大声で叱る。
言うことを聞かないから、「知らない」などとそっぽを向く
言うことを聞かないから、無理矢理着替えさせたり、歯磨きをさせたりする
恥ずかしい話だけど、こんなこと平気でやってしまってた。
結局、子どもも余計に泣いてしまったり、叫んでしまったり、の悪循環。
そんな自分でいることが結果的に、親の映す鏡になってしまっていたんだな、と。
昨日の夜、妻にも諭され猛反省をしてしまった。
なので、今日から少し考えを改めて行動を始めた。
子どもに対しても、まずは間違っていたとしても取った行動を見守り、受け入れてみよう、と。
そして、その上でなぜ彼が間違った行動を取ったのかを諭してみようと。
親にとって、子どもの立場は上でもなく、下でもない。
対等な関係であり、子どももしっかりと意思があるんだ。
まずは、それを私自身が受け入れて、子ども目線を合わせ、実践するように心がけた。
それでもダメな時は叱って分かってもらうようにしよう。
1日目だが効果は敵面で、昨日よりも癇癪もへり、夫婦のストレスも軽減された。
実は、子どもの行動にもちゃんと理由があるんだなと思い知らされたシーンもあった。
例えば、実は一人でやってみたいと思ってたり、手伝ってみたいと思ってたり。
ひとつひとつ彼と丁寧に向き合うことで、親子の関係性は変えられるような兆しが見えてよかったと思う。
子育ては大変だが、一人の人間の成長を見守ったり、支えることはとても勉強になる。
仕事も、子育ても、同じ。
お互いを尊重しながら、
共に成長できたら、と真摯に思おう。
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