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【メンタル】心療内科へ行くまでの流れ

心療内科に行くまでの経緯について簡単にまとめました。僕と同じように心の病気に悩まされている方がいらっしゃったら、是非参考にしてみてください。

前回までの話はこちらです。初めて読まれる方はこちらからどうぞ

心療内科へ行くきっかけ

体調が悪くなった理由は珍しくもありません。「仕事のプロジェクトで炎上」「ほぼワンオペ業務で上司と折り合いつかず」「休日、夜間も電話がかかってきて身体がおかしくなる」という流れでした。

※ここの内容についてはまた別の機会に書ければと思います

特に眠れないという状況が身体的に厳しく、当初はAmazonで買ったサプリメントや薬を飲んで無理やり眠っていたものの、トラブルが大きくなると眠りはどんどん浅くなっていき、最終的には全く効かなくなりました。

こんな状況の中で友人に相談したところ「心療内科へ行ってきなさい」とアドバイスをもらったことがきっかけとなりました。

心の葛藤

心療内科という世界は僕にとって未知でした。そういった世界に踏み入れることは、自分が違う世界の人間になってしまいそうで正直葛藤がありました。

しかしながら精神的にも身体的にも辛かったのは事実。折り合いがつかない上司に相談することもできませんし、何かに頼らないと問題解決にならない状況でしたので、選択肢は無かったとも言えます。

どこの心療内科へ行けばいいか

まず最初に躓いたのがここです。心療内科は当たり外れが大きいとネットで記載があり色々選別すべきだったのかもしれません。

ただ僕自身基準もわかりませんし直ぐに診てほしかったため、まずは以下のサイトで「自宅の近くにある」「最低限の評判である」「直ぐに診てもらえる」心療内科を探しました。

多くの心療内科が予約制なので注意が必要です。

今現在(2021年11月)、最初に伺った心療内科に通っています。ただし、良い心療内科かと言われると「?」です。週に1回程度通うことを考えると近くであることに越したことありませんがメンタルヘルスという領域は風邪と違ってその人の事情によって原因が違いますし、際どい内容だからこそ患者と先生の信頼関係が必要です。時間に余裕があるならば、評判が良い先生がいる病院をお勧めします。

心療内科へ行く前に準備したこと

事前に心療内科について色々ネットで調べたのですが、何をどう準備すればいいかは余り記載しているところが無かったため自分なりに以下をテキストにまとめておきました。

①現在の体調
②体調が悪くなったと思われる原因と経緯
③まずは自分が何を改善したいのか、どうしたいのかを明確にする(僕の場合はとにかくしっかり眠りたい、でした)
④先生に聞きたいこと

病院にて問診票でも同じようなことを記載するかもしれませんので、簡単にまとめておくレベルで良いです。

僕の場合は病気になるまでの長い経緯があってうまくその場で記載したり言葉に出来る自信がなかったのでゆっくり時間をかけて書き上げました。(最終的に原稿用紙6枚ぐらいになっていました…)

もし親しい人や家族がいるならばまずは自分の気持ちを喋ってみるのも手です。頭のなかでグルグル考えるより、喋るという行為のほうが整理しやすいような気もします。

心療内科で診てもらう

心療内科へ行くと多くの人が待合室にいました。「僕だけじゃないんだ」というある種の安心感はあったものの、これほど多くの人が悩んでいるのかと思うと複雑な気持ちにもなりました。

見知らぬ先生との問診は、内容が内容なだけに不安がありました。先生がどういう人か、自分のことをきちんと分かってくれる人か、きちんと自分は説明ができるのか等。

対面した先生は男性で、ハキハキと言われる方でした。

お決まりの挨拶や応対あった後、病状と経緯を説明します。僕は準備した内容の半分も喋れず、図らずも初対面の先生を前にして泣いてしまいました。いい大人の男が何をやってるんだ、と今思っても恥ずかしいです。まあ、それほど追い詰められていたという証拠とも言えるかもしれません。

最終的に先生から「うつ病」と診断され、休職が決定しました。先生から言われたことは以下の二点だけでした。

①薬を飲んで毎日朝おきて夜眠る生活を送ってほしい
②来週また病院に来てほしい

初診を受けての正直な感想

別にこの先生個人の応対も対して悪い気持ちはないのですが、家に帰って思い返すと以下の点で「どうしたものか?」と悩んでしまいました。

①今後の解決までのプロセスが見いだせない。どうすれば治るのか
②何をどう過ごせばいいかがわからない。好きに過ごすことが体調を整えることなのか?

「結局このあと僕は何をすればいいの?どうすれば治るの?」と思ったのが正直な感想です。恐らく良い先生だとここの部分について具体的なことを教えてくれるのではと思いますので、もし気になる方は予め先生に聞いておいたほうがいいです。


その後の一週間については、また別の機会に記載しようと思います。ご覧いただき、ありがとうございました。

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