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「本当の幸せ」について考える

息子が3歳になりました。

1000日程度しか経っていないのに、出来ることがどんどん増えて、日々変化しながら成長をしています。

よく笑い、よく泣き、よく食べて、よく寝て。
いろんなことに興味を抱き、小さな体験に喜ぶ。
それを見て大人は心から褒め、本人以上に喜ぶ。
些細なことだとしても、日々を楽しく健康に生きること自体が、ありがたく幸せなことだと感じます。

本校に通う生徒たちも、全く同じです。
日々変化し、成長しながら、毎日を生きています。
そんな日常が幸せで、何よりもありがたいこと。

自己肯定感が低いと言われる日本の子ども、若者たち。
学生だった当時の自分も決して自己肯定はできませんでした。
長所がわからず、自分自身に自信がもてませんでした。
その要因には、学歴社会、他者との比較、偏差値主義などがあったのだと思います。
そんな自分も含めて、今の若者に言いたいこと。

毎日を生きていること、それってとてもすごいこと、素晴らしいこと、誰かがそれで幸せな気持ちになっていることを忘れないでもらいたいです。
何もできない、何も成長できない自分がいるように感じたとしても、確実に成長しているし、自分の身体は絶えず変化し成長しています。
だから、今のありのままの自分でいいんです。
そこにいること、それ自体が素晴らしいこと。
テストでいい点が取れても取れなくても、運動ができてもできなくても、人間関係がうまく行ってもいかなくても、何も問題ありません。
自分が自分であることが長所。
そして、それが誰かの幸せになっていること。

少なくとも、僕は御殿場西高校の生徒が学校にいてくれることが本当に嬉しいし、幸せに思っています。

それを忘れないでほしいです。

息子にも同じ気持ちです。

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