アート/クリエイティブディレクター ~様々な役名~
デザイナーになるまでは、グラフィックデザイナーにこだわらない限り、大概意識しないのですが、アートディレクターやプランナー、クリエイティブディレクターという職種があります。
巷で著名なデザイナーは、ほぼ全員といっていいほど、アートディレクターやクリエイティブディレクターを兼任、もしくは直で名乗っています。
どう違うのかといいますと、デザイナーは主にレイアウトをメインとしたどちらかというとオペレーション寄りの業務をこなすのに対し、アートディレクターやクリエイティブディレクターはその名の通り、”ディレクション”をメインに行います。
“ディレクション”を多くおこなうデザイナーは、肩書きこそデザイナーであっても、すでにディレクターと言って過言ではありません。
クリエイティブディレクターは広告全般のディレクションを担当、また、アートディレクターは、特にヴィジュアル面での企画落とし込みに特化したディレクターをそう呼びます。
ここら辺も厳密にいいますと、現場から言わせれば、会社によりかなり曖昧です。
が、ほぼ、上記の定義が業界での認識かと思います。かもいう私も、最初の広告代理店では、当初のデザイナーから”アカウントプランナー”になりました。
いろんな名前があるのでややこしいですね笑。
“アカウント”とは”顧客”を指していて、要は営業計画的な立場になります。
だからといって大きく仕事が変わったわけでもなく、へんな話、名前が変わっただけ的な感もありましたが笑。会社によっては色々な名前を付けたがるところもあります。
ここにコンサルタントなんかが割り込んでくると、さらにややこしくなります。
前の会社がそうでした。
早い話が、デザイン界の課長・係長といったところでしょうか。
プロデューサーまでいくと部長、もしくはエグゼクティブまで付くと代表取締役兼任に辺りのポジションになります。
業界でのデザイナーの位置というのもありまして、これはまた次回お話します。
(2008年6月12日:記述)
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