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【軽貨物】21話。ゴリゴリのドブ板営業していた時の話。

25歳〜30歳手前くらいまでやっていた、営業の話。

ピンポーン。

八百屋なんですけど、行商して果物を売って回ってます。

こんな感じで1日200〜300件近く、ある時は住宅、またある時は会社、またまたある時は歩いている人にまで片っ端から声をかけまくりの、インターホン押しまくりの訪問販売をしていた。

基本的に買う人はいません笑
無視、怒られる、罵倒される、宗教の勧誘と間違えられる、通報されたこともある。
ところが回り続け、声をかけ続けると、必ず買ってくれる人に出会える。

今まで色々な仕事をしてきたが、この仕事より大変な思いをした仕事はない。
しかも、フルコミッション。
売らなければ、生きていけない。
売り切る為に、夜繁華街に売りに行く日も多々あった。ネットのニュースに少しネガティブに上がっていた事もあった。いい思い出。そして、今思えばいい経験だった。

この時の経験で得たことは、結構財産であり今にいきていることもある。
コミュニケーションの能力は上がったし、お客さんの表情の一瞬の変化を見れるようになったり、メンタルは超強くなりました。

新人さんに営業を教えたり、まがいなりにも人材育成みたいな事も経験できた。

今、運送業でドライバーをやりつつ営業を始めた。とはいえ、あの時よりはキツくもないし、歳を重ねて多少頭も回るようになってきている。夜繁華街に売りに行く必要もない。
名刺も2種類作ってもらっている。
なんなら、また飛び込みで営業したっていい。

人生でその時は意味がないと思った事も、何年か経ったらその経験がいきてくる事がここ最近すごく多い。

今年も残り2ヶ月を切っている。
年明けにすぐ営業活動を開始する為に、年内で全ての準備を整えよう。
あの時の経験に意味を持たせよう。

つづく。

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