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悲しいニュースに触れた時に気をつけていること

芸能界のことについて発信することって今までなかったんだけど、今年に入って芸能人の訃報についてのニュースがたくさん飛び込んできて、自分を整理するためにも書いてみることにします。

テレビもほとんど観ないし芸能界には疎いわたしでも知っているような人たちの訃報が、今年に入って続いていますよね。

病気や事故でお亡くなりになるケースもありますが、やはり自死と聞くと「なぜ」と思ってしまいます。

人それぞれ価値観も環境も違うので、同じ出来事でもAさんにとって辛い事はBさんにとっては辛さを感じないというケースもたくさんあり、一概に言えないのが難しいところではあるものの、自分にとって耐えがたい何かしらの違和感があって、そこから抜け出したいという衝動的な気持ちと行動がたまたま結びついてしまったのかなと。

この「衝動的な気持ちと行動がたまたま結びつく」という現象は、特別じゃなくて誰にでも起きうる可能性があるなと感じます。
もちろん、わたしにも。


生きていれば辛いこともあるし、気に入らないこともある。
そのかわり楽しいこともあれば、達成感や充実感を感じることもある。

人生ってそのバランスだと思うんですけど、些細なことで崩れてしまう可能性は誰にでもあって、そこに必ずしも目に見える大きな原因があるわけじゃなく、時になんとなく起きてしまうことじゃないかなぁと。

絶対的な正解も正義もないからこそ、自分で選ばなきゃいけない。
誰かに攻撃されるとかではなく、自分の中にある弱さが自分を攻撃する、免疫が悪さをしちゃうこともあったりするし。

周りから見たら順風満帆、悩みなんて皆無だと思われている人だって何かしらの悩みを抱えていて、ゼロにはできない。
完全体にはなれないわけですよ。


なんかそんなことを考えていると、じゃあ自分はどうしたいか・どうすべきかみたいなところに行きつき、今のわたしの答えが出たんです。

今の自分が大事だと思う選択をする、ということ。

今の自分にとって大事なのが過去に積み上げてきたものならば、それを守るための行動をすればいいし、未来の生活をより良くしたいならば、それを作るための行動をすればいい。

誰かの生き方を参考にはしても、それが全てだとは思わず自分で選ぶ。


もちろん、何かの結果を出すために可能性が高い方法というのは存在するけれど、それにチャレンジしたい・向き合いたいという気持ちがないままに行動しても、苦しくなるだけかなと思います。

反対に、チャレンジしたい・向き合いたいと思っているけれど、世間体や過去にとらわれすぎることで行動しないことも、苦しくなるだけかなと。


そして精神的なバランスは誰でも崩すものだし、崩してしまうと気合でなんとかなるわけじゃないので、専門家の指示のもと、まずは安定するところまで導いてもらうことが大事。

心身ともに一定のバランスが取れていないと、自分の気持ちと向き合うことが難しいですからね。


人間はいつか死を迎えるけれど、それがいつなのかは誰にもわからない。
わからないからこそ、できる限り天寿を全うしたい。
ただ生きている時間を伸ばすのではなくて、自分にとって充実感のある人生を送りたい。

悲しいニュースにふれると、なんとなく気持ちが沈みがちになってそのことが頭の中で広がってしまうことがあるけれど、それは今の自分にとって大事なことではないので、切り分けようと意識的に思っています。


悲しいニュースに触れても心のどこかで「自分は大丈夫、影響されない」なんていう恒常性バイアスが働いて、知らず知らずのうちに自死に関する関心が高まってしまったり、影響されることもあると思います。

関連記事をついつい読みまくってしまう、みたいなことですね。

ニュースに触れて悲しい、残念、切ないという感情を持つことは自然なことだけど、そこで気持ちを切り替えて影響されないように意識的に行動することが大事です。


人間は影響される生き物。
そして今は情報社会で、何もしなくても色々な情報が入ってくる時代。

今の自分にとって大事な影響・幸せな影響を受け、ネガティブな影響を受けないように意識的に行動していかないと、知らず知らずのうちに自分の心のコントロールが取れなくなる気がしています。


わたしは自分の人生を楽しくて充実したものにしたいから、悲しいニュースに触れたとき、追いかけてしまわないように意識的に行動していこうと思います。

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