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年齢を重ねると「真面目に働く」だけでは限界がきてしまうこともある

出張疲れが未だ抜けていない木曜日が終わりました。
がんばれわたし!と励ましながらなんとか生きています。


10月に入りとうとう社員1名の我が社にも、新入社員が入りました。
妹です。

今までも事務のサポートということで仕事を手伝ってもらっていましたが、今月からはうちで正社員として働くことになりました。

妹といっても性格は全く似ていなくて、正反対に近いくらいかもしれません。

はっきり言って昔のわたしなら、妹と仕事をしようなんて少しも思わなかったです。もちろん仲は良いですが、なにしろ考え方が正反対。
仕事でうまくやっていく自信は全くなかったです。


それなのになにゆえ雇ったか・・・というと、今の働き方は変えたほうがいいだろうなぁと思ったからです。

彼女は男の子3人のママで、三男が幼稚園くらいの時からパートを始め、確か6年以上はそこで勤めていたはずです。

旦那さんである義理の弟も堅い会社に勤めており、夫婦揃って働き者だとは思うのですが、3人の子育てにはなかなかお金がかかります。

特にかかるのが、習い事。
3人とも野球をやっていて、これにお金と時間がかかるんです。

クライアントさんの中にも、野球を始め習い事にお金と時間をかけている人は結構いて、よく話を聞きます。
昔と違い今はスポーツ関連の習い事も「親の手厚いサポート付き」が当たり前らしく、手持ちの道具を使って家の近所でちょろっと練習、というわけではないようです。

夫婦揃って野球が好きで、子供達のサポートに全力投球。
そんな中でのパート勤務。

ある時話を聞くと、早朝からの出勤をしたり、他のパートを掛け持ちしたりしながらかなりの時間働いているということが判明。

本人も年齢を重ねることで体力的な限界を感じているらしく、それであればわたしのところで働いたほうが良いんじゃないかと思い始めたのが、2年くらい前のことでした。

真面目に働いても、会社のために利益を考えて動いても、業種・職種によってはその頑張りがお給料に反映されないことは多々あります。
だからこそ、働き方を考えるというのが大事。


とはいえ簡単に仕事を変えられないですよね。
自然に任せていると年々、新しいことへの適応力は落ちていきますから。

 
しかも前述の通り彼女はわたしと正反対。
まず、本を読むのが子供の頃から大の苦手でしかも遅い。
また、パソコンなども苦手。(機械が苦手なのはわたしも一緒ですが)
SNSなどは全く興味がない。

こんな状態ですから、手伝うと言ってもなかなか難しい(笑)

ただ、独身時代に受付や事務を少しやっていたこと、社交的で人と会うのが好きなことなどを考えると、わたしの仕事の中で手伝ってもらえるところはたくさんあるわけです。


でもー
使い物になるまで育てるのが、大変。
人を育てる大変さというのは日々痛感していますし、クライアントさんにアドバイスをするのと社員教育では、全く違います。

特に妹ですからね。
家族に何かを教えるのって、感情が邪魔をしてものすごく大変じゃないですか。

とはいえ今後「家族で働く」というニーズは確実に増えてくると思いますし、好きなことを仕事にすることを推奨しているわたしですから、ここは踏ん張って育てていこうと腹をくくって採用しました。


そんなわけで昨日と今日は研修でした。

本人もやる気になってくれているのでそこは良いのですが、なにしろやったことがないことばかりなので、教える方も一苦労。
コンサルの日よりもどっぷり疲れました(笑)

ランチはわたしの手作りです。


大変ではありますが、仕事を広げていくためにはサポートしてくれる人を作ることは必須なので、良いタイミングだったのかなと思います。

幸いにも今は士業の先生たちにも顧問契約をお願いしているので、書類や法的なことはお任せできるし、今までぼんやりしていたことがしっかりと整っていっていると実感することができます。


一人でがむしゃらにやっていくフェーズが終わり、ここからは人と協力しあっていくスタイルになっています。

一人でやっちゃったほうが早い、とついついなんでも自分だけでやってしまうことから、人を育てて任せるというところにわたしもステップアップしようと思います。


そんな今日のハイライトは

わたしの説明に「それってメゾネットですね!」と言われ

なんでメゾネット・・・?と思ったら
「ベネフィット(使って得られるメリット)」のことでした(笑)

音的にはわかるけど、まさかの間違い!
前途多難ですが、かわいい3人の甥っ子のためにも頑張っていこうと思います。


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