放置という名の信頼関係
嫌よ嫌よも好きのうちの一席。
お魚はちょっと、匂いとかお片づけが…。
だから、嫌よ、嫌よ。と言いがちだけれど、それも好きのうちかと存じます。
やってみたらば、あら簡単。
さぁて皆様、「白味噌」「みりん」「お酒」に「魚」をご用意くださいまし。
材料
●魚1匹分くらい●
お好きな魚 1匹
お塩
●漬け床●
西京味噌 スプーン4
酒 1.5
みりん 1.5〜2
作り方
1、魚の下処理をちと丁寧に
スーパーで購入したお魚は鱗がついていることがあるので、ご注意を。臭みがきになる方は、別記事の下処理をご確認くださいまし!
※面倒ならスキップして次のターンへ
2、お塩をはらり
漬け込む前にお塩をば。これをしておくと身がキュッとしまって、お魚の味も際だちます!水気が出てきたら、さっと拭いてあげましょう。
3、みりんの味をチェケラッ(漬け床をつくる)
ここで気をつけるのが「みりん」の量。お手元のみりんはどんなお味でしょうか?やさしめ、思ったよりも甘くて酒感もあるよーとか。きちんと確認しておくとよし!
みりんは甘みとコクを足してくれるので、入れすぎると甘くなってしまいます。
※漬け床を味見してみて、少し酒感が残っていても大丈夫!火入れをすれば、この酒感が旨味にかわります◎
(余談)
セイハロー。
うちの愛犬の名は「みりん」覚えておりますでしょうか?
4、漬け床とお魚のご対面
床のお味が整いましたら、お魚を漬け込みましょう。
私はあなたを信じているぞ。とそっと声をかけ、密封袋に。
ここから1日〜2日間は、放置です。愛があればネグレクトではない。ビリーブ。
5、洗って焼くよ
魚についたとこを洗って水気を拭きます(ついたままでも大丈夫ですが、焦げやすいのでご注意を!)。
さて、焼きにはいっていきますよ。
鰆などは、蒸し焼きにしてからグリルでパリッと焼く料亭も多いようです。
【フライパンを選択したあなたへ】
グリルがなくても大丈夫。
フライパンにクッキングシートをしいてお酒かお水をちょろり。お魚を入れたら蒸し焼きにしましょう。(皮はパリッとなりにくいので、バーナーがあれば炙ってあげると良きです。)
【グリルやオーブンを選択したあなたへ】
うまそうな焼き色になるくらいまで焼きあげましょう。
以上。
今日のツボ
・お魚の下味大切
・漬け床は「みりん」に注目っ
・これは放置という名の信頼関係
・フライパンでもできるのよ
西京焼き、簡単にできて美味しゅうございます。
ぜひ一度お試しあれ。
お散歩がてらに聞いた「恍惚のブルース」が沁みて、お酒も飲んでないのに千鳥足だ。
またもしとしと降る雨。
夜聴く青江三奈もまた、沁みることでしょう。
お後がよろしいようで。
食べたいものをつくる人 高橋 拝。
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