食べもので幸せがふえる理由
食べもので幸せはふえます。
今まで食べたもの、
これから食べるもので
幸せがふえます。
高齢者施設で働いていたある日、「梅がゆ」を提供しました。
梅がゆは、いつも潰し梅をお粥に混ぜてピンクのお粥にします。
その日の梅粥は「日の丸のお粥」でした。
「いつものスタッフやのに！盛り付けが違う。なんで！！！」
日の丸は良くない気がすると思い、食事をされている場所に行きました。
ある利用者様から声をかけられ、
「なんや今日は戦争で勝った日か。」
と笑顔で召し上がっていました。
別の日に「とうもろこしご飯」を提供すると利用者様から呼び出しがあり、「とうもろこしをご飯に混ぜないで。戦争を思い出して嫌や。」とお声をいただきました。
年齢を重ねても食事で当時を思い出します。
認知症になっても食事で昔を思い出されます。
食べものと思い出はリンクします。
今食べているものは
ただの栄養補給ではありません。
体と心を作るのはもちろん
幸せを感じるものです。
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