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「思い出の音楽は?」って聞かれて大体20歳前後の曲ばっか

「思い出のある音楽は?」って聞かれて、大抵自分の20歳前後の曲を思い浮かべる人って多いと思う。※著者30代中盤
なぜ現代の曲ではないのだろうか?と疑問をもっている。
ほかにも、「今の笑いにはついていけない」や「今の流行は理解できない」や「おれらの若い頃は~~」となってしまう思考はどうして生まれるのか?自分なりにまとめてみたい。
※私はこの種の専門家ではないので、自分なりに考えた結果を記すだけですので、優しくお付き合いください!

(説1)『過去は良いもの』と脳が捉えている?


人間の思考って、こう考えていないだろうか。
過去:大なり小なり、各々が潜り抜けてきたから現在がある。つまり、「過去は人生の成功体験としての記憶が主に残っている」こと。
~あの時は苦しかったけど、必死にやったからイマがある~
~あの頃の時代は良かったよなー、今は給料も上がんねえし大変だよな~など。
過去をくぐり抜けてきたからイマがあり、その過去はそれぞれにとっての自己肯定感を作っている記憶のシステムなんじゃないか?と思う。
だとすれば、音楽と日常生活は密着しているから過去の音楽がより大きく記憶に残るのかもしれない。
ただ、そうはいってもなぜ(私の場合には)20歳前後の曲なのか?の疑問は解決できていない。

(説2)『音楽シーン全盛期はCD』だったから


2000年代にはアップルのi-tunesが登場して、MP3にデバイスも変化し、
音楽が財産→消耗品になったなんて謳われた時代。
あ、私はTK世代です。。
90年代、特に96-98年は日本の音楽CD全盛期。「初めて買ったCDは?」(1時間語れますが…)は私の世代はドンピシャで語れると思います(私は篠原涼子さんの「愛しさと~」です)。そんな言葉が出るくらいですから、当時私たちがなけなしのお小遣いを握りしめてCDを買ったから、の原体験が記憶に残っているのかもしれない。
投資した分、本能的に何度も聞いてその投資分を回収しようとした行動から記憶に鮮明に残っているのか?
すると、時代がそうさせたのかもしれない。

ただ、私は周囲の40代や50代の人間に聞いても、たいていその人が20代の頃の音楽を選んでくるのだ。現在の曲を選んでこない。

(説3)『人は変化を嫌う』という本能がある


この説を考えると、
質問された側は幾度となく同じ質問を受けているから「同じ質問には同じ答えを投じるバイアス」がかかっているのではないか?答えをアップデートするのが面倒だから同じ20代の時の曲を選んでのではないか?
うーん、答えがでません…

まとめ


この疑問を考えるうちに、いくつか調べてわかったこともあります。
「過去に生きることはネガティブだ」と私自身捉えていましたが、
脳科学の専門家が「回想脳は悪くない」と記した著作を発見。
実は過去の回想を詳細に思い返す思考回路と未来をプランニングする思考回路は似通っているという内容。
ノスタルジアを感じることは認知症予防にも役立つとか~
対抗意見もあると思いますが、知り得た知識なので表記だけさせていただきますね。

今、前に進めていない。成長していないと感じながら「過去にしがみつくな」という考えを信じて、ベースとしてもっていると辛いですよね。
私はまさにそんな状態です。調べて発見があったので良かった。

この表題の疑問への考え方もっておられる方、コメント頂けたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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