高木さんが大好き

高木さんが大好き 高木さんの小説とか、高木さんの考察とか。 ※実写は高木さんの名を…

高木さんが大好き

高木さんが大好き 高木さんの小説とか、高木さんの考察とか。 ※実写は高木さんの名を騙った別の何かで高木さんでは無く実写は私の言う高木さんには含まれません

最近の記事

からメシ 第123話 カラオケ

期末テストのテストが返却されていく。 先生「西片、よく頑張ったな」 そう、私とみっちり毎日勉強して、西片が頑張った甲斐があったのか。 「高木さん!俺初めて90点以上取ったよテスト!ほら、92点」 「おめでとう!西片。よく頑張ったね。」 その後他の教科も返却されていくが、軒並み90点以上。最高98点だったみたい。 田舎の公立校の専門学校・就職向きのクラスとはいえ、すごいと思う。 この二学期で西片にとっては相当環境が変わったと思う。毎日私と勉強するようになって、土日なん

    • からメシ 第122話 秋風ガール

      模試で気を落としたのか、西片の元気がない。 それに結構焦って勉強してる気がする。 ……それだと続かないよ。西片。 よーしここは一度思いっきり外に出て遊ぶかー。 --- あのテストから一週間、週末に高木さんに誘われて1日外で遊ぶことに。 土曜日は朝から夜までみっちり高木さんと勉強した。その代わり日曜の今日はみっちり高木さんと遊ぶ。ってことにした。 「西片、もうバイク出せるんだよね」 「うん、母さんにお金返し終わったし、のる練習も結構やってたし、暗くなるまでに帰ってくれ

      • からメシ 第121話 模試とチキンカツと減数分裂

        11月の初日。 頬を横切る風が、涼しく、というかちょっと冷たく感じられる放課後。 「西片。ちょっと神社」 「西片、模試ってしってる?」 「もし?」 「模擬試験のことだよ。……西片大学目指すって言うしさ。その大学に、今の状態でどれくらいの確率で入れるかどうかを見る試験かな」 「へー。世の中にはそんなものがあるんだ」 「うん。でね、一緒に受けてみない?」 「……でも、お高いんじゃないの?それに島の外まで遠出して受けに行くんじゃないの?」 「今回の模試は自宅で無料で

        • からメシ 第120話 仮装?コスプレ?とかぼちゃケーキ

          「西片~。今日西片の家でやりたいことあるから速攻で帰るね。一旦家帰ってすぐ西片の家向かうから」 と、ホームルーム終わるとダッシュで帰った。 やりたいことってなんだろ。 俺も家に着きしばし待つ ピンポーンとがなる。 来た。高木さんだ。 いつからだろう。高木さんが俺の家の玄関のチャイムを鳴らすとワクワクドキドキが止まらなくなる。浮き足立ってる。 ドアを開けると薄手のコートを着た高木さんがいた。 「おまたせ、西片。」 高木さんが俺の部屋に入る。 「いやー、自転車飛ば

        からメシ 第123話 カラオケ

          からメシ 第119話 秋祭り

          小豆島には秋祭りがある。 いつもちらっと観覧することはあったし 高木さんと出逢ってからは一緒にちょっと廻ったりしたこともあったけど、今年は一味違った。 話は少し前に戻るが、近所の人に「秋祭りに出てくれないか」と打診されたのだ。 出るというのは客側じゃなく、参加する側である。要するに太鼓台を担いだり、太鼓を叩いたりするやつだ。 でも正直…祭りの練習準備期間と中間テスト期間がもろ被りするし...正直そこまでして一人でお祭り参加したって……と思ったのと、それにいつもテスト前に高

          からメシ 第119話 秋祭り

          からメシ 第118話 大学選び

          とりあえず図書館で大学入試関連の、最新資料を借り、また、ネットも併用してどの大学がいいか調べることにした。 どの大学がいいかっていうか、どんな大学があるかも大学ではどんなことをするのかもよく実感が沸かない。 そもそもあまり興味を持ってこなかったとすら言える。東大がめちゃくちゃ頭いい!位しか知らないのだ。 「まず、先生になるなら四年制大学の教育学部がいちばん近道かなあ。多分…もちろん他でもできるけどね。」 「とりあえず教育学部のある大学にすればいいのかな」 「うん。あと

          からメシ 第118話 大学選び

          からメシ 第117話 進路

          文化祭も終わり、中間テストも終わったホームルームでまたもや進路調査票が配られた。 一年次と違い、今回は進学か就職か以外に 進学・就職するならどこを目指すかというのを書く欄まである。 ついでに3年時のコース選択もある。去年は12月に配られたのに二年生になったからか、早いな……。 無論まだ目安の段階で後々変えてもいいのだが、一年次よりはるかに具体的な内容になる。 金曜日なので、持ち帰って土日で考えろって話らしいが。 正直一人では決められない内容だ。 なにしろ、俺の人生は、高木

          からメシ 第117話 進路

          からメシ 第116話 2人きりの展示発表

          結局文化祭2日目は1日目に高木さんがラーメン食いすぎた影響もあり、高木さんがイマイチ体調よくなくて回れなかった。 文化祭がおわった翌日。振り替え休日というやつ。 高木さんがまた家に遊びに来た。 「おはよう。暑いねー。西片。」 「もう9月半ばなのにね」 「シャワー借りてもいい?汗でベトベトだよ~。あ、でも、私の汗の匂い好きなんだっけ西片」 「そ、そんなこと言ってないから!シャワー浴びてきていいよ」 「あー、西片それえっちする前みたいなセリフだね。しちゃう?2回目。な

          からメシ 第116話 2人きりの展示発表

          からメシ 第115話 激突!ラーメン大食い対決

          ※前回一度途中で飛ばした、高木さんと文化祭を廻った話になります。 さて、特進クラスの展示発表を見たあと、俺と高木さんは調理室に向かう 「そろそろお腹すいたねー。西片。」 「うん。ぺこぺこ」 「朝から文化祭の支度してたから朝ごはん食べれてないもんねー。」 というわけで向かったのである。 調理室は2-4、木村がいるクラスの出し物だ なんでもラーメンを出すらしく、去年ラーメンを出したうちとしては気になりどころではある。が。 木村いわくうちは質より量とのこと。 なんと

          からメシ 第115話 激突!ラーメン大食い対決

          からメシ 第114話 オリーブの島なんでも博覧会vs特進クラスによるテーマ展示

          クラスの皆で各記事のレイアウトを決め いよいよ文化祭だ。 俺と高木さんの記事は一番最後 こういう問題提起は余韻を残した方がいいんではないかということで出口付近に掲示された 入口から入るとまずは日々野さんら料理部員のお料理レシピが貼られている。 ……ちなみにこの記事にはいままでにない工夫をするらしい。 そしてその隣にはミリタリーの記事。(戦争に問題提起を置く俺と高木さんの記事とは離したほうが良さそうということでこの位置) さらにその後ろには高尾他数名のゲームについての記

          からメシ 第114話 オリーブの島なんでも博覧会vs特進クラスによるテーマ展示

          からメシ 第113話 若潮部隊

          土曜日。 高木さんと取材にいく。 といってもテレビ取材みたいなそんな仰々しいものではなく、デジカメとメモ帳と飲み物くらいしか持ってってない。 場所は... なんと俺と高木さんが卒業した中学の裏山である。いつも花火を見てる思い出深い裏山だ。 ここに、戦争の傷跡があると言うのか。 「西片と花火見るのにいい場所無いかな~と思って探してた時にたまたま見つけたんだけどさ」 高木さんに案内され、脇道、とも言えないくらいの小さな石段を登っていく すると、碑みたいなものが出てくる。

          からメシ 第113話 若潮部隊

          からメシ 第112話 特進クラスと発表勝負!?

          9月2日 文化祭の出し物決めが始まる このクラスは就職、専門学校組が多く、よく言えば元気なのだが、悪く言えばまとまりがない。 俺も高木さんも、クラスの中ではめちゃくちゃ大人しい方だ。 (そもそも高校に入り高木さんとばかり、高木さんは俺とばかり話しているので中学よりも、高校の方がほかのクラスメイトからは大人しいと見られるような感じだ) 学級委員長…が文化祭実行委員を兼任してるのだが あまりうまくまとめられないでいる。そもそも学級委員長は一年の時特進クラスにいたらしいのだが勉

          からメシ 第112話 特進クラスと発表勝負!?

          からメシ 第111話 祭りのあと

          夏祭りから3日後 高木さんから大事な話があるからと、 神社に向かう。 そっか。それって多分 俺はもう覚悟も決心もしている。 高木さんと、高木さんとの子供のために 身を粉にして働くぞ! 「西片。ごめんね。呼び出しちゃって。」 「大丈夫だよ。俺も高木さんに話があってさ。」 「そうなの?じゃあ西片からどうぞ」 「いや、高木さんからお願いします。」 「実は……生理が……」 やっぱりだ。来なくてってことか。 赤ちゃんできたのか。 「た、高木さん!俺さ、高木さんと、高木

          からメシ 第111話 祭りのあと

          からメシ 第110話 夏祭り

          車で俺の両親に送って貰った。 西片母「いい?夜はちゃんと高木さんを、家まで送るのよ!」 西片「わかってるよ。いつもそうしてるだろ。...父さん、母さん、ありがとう。」 西片父「高木さんとはぐれたりすんなよ今年は」 西片「わかってるって」 今年は高木さんの手を離さないぞ しっかり手を繋ぐ 「すごい人混みだね西片。」 「うん...///」 「…...まだ、私の中に西片のが入ってる感じがするや」 「///そ、そういうこと言わないで……///だ、誰かに聞かれたら……

          からメシ 第110話 夏祭り

          からメシ 第109話 8月24日・夕(高木さんサイド)

          「す、好きな女の子とデートなんて、楽しみじゃない訳ないだろ……!///」 「す、好きな女の子とデートなんて、楽しみじゃない訳ないだろ……!///」 「す、好きな女の子とデー」 「うわああああ、高木さんなんなんだよこの目覚まし!///」 あはははは。西片。びっくりしてる。 いい目覚ましでしょ。これ。 最近録音した西片のセリフで目、覚ますんだよ 「あはははは。いったじゃん、西片のかっこいいセリフを目覚ましにするって。」 「私西片に嘘つかないからさ。」 「そうだけど…///

          からメシ 第109話 8月24日・夕(高木さんサイド)

          からメシ 第108話 8月24日(高木さんサイド)

          昨日は……ほとんど寝れなかった ……正直興奮しすぎちゃって… ……寝てもすぐ起きちゃう。 かといって西片を差し置いて自分だけ気持ちよくなるわけにはいかない。 というわけで寝不足である。 でも今日は。寝たくないので、嫌いなエナジードリンクを何本か飲む朝。うげ、美味しくない。お口直しに紅茶も飲む。 身体、臭かったりしないよね。...大丈夫そうかな。西片にかわいいって思ってもらえるように。一番かわいい状態で...抱いて貰えるように...身支度をする。 爪も念入りに切る。

          からメシ 第108話 8月24日(高木さんサイド)