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検索上位の[インスタフォロワー増やすぞガイド]。ほとんどがウソっぱちだった件part 4明記内容を斬る!

うさぎのアカウントを運営していてフォローを増やしたいなあ、とおもったとき、グーグルで検索した上位の記事を見てみましたが。。みんなうそっぱちでした。今回はどんなうそっぱちがあったのかを検証&感想をのべていきたいと思います。

いいねを3つくらいに押してフォロワー獲得せよ、という記事

実際にやってみました。

2019年3月10日 70アカウントに実施 → 結果2フォロー獲得

2019年3月15日 20アカウントに実施 → 結果フォロー獲得0

ほかのフォロワー獲得法に比べると、笑っちゃうくらいムダでした。

コメント残してフォロパ狙い(0%賛成)

「うさちゃん素敵ですね!飼い主さま、仲良くしてください!」と、ポストの内容に関係ないあいさつをコメント欄に残し、アカウント主からのフォローを狙う戦術ですが、これはどの人にも同じコメントを送っていた場合、ひんしゅくをかってブロックされてしまうリスクが高くなります。わたしの運営歴の中でもひとり、こういうタイプがいましたが、コメントが浮きまくっているので、かえって目立ちました。その後どうなったか、アカウント自体をみかけなくなったので、消えてしまったのかもしれません。

これと似たようなもので、「フォローありがとうございます!」を、これまたコメント欄に残す行為です。バズってるポストでこれを意図的にやると、実は追加新規のフォロー流入が見込めたりします。その人のフォローが増えることはいいと思いますが、私をダシにしてフォローを獲得する姿勢は気持ちがいいものではないので、基本的に1日置いて、削除しています(1日置くのは、ほとんどのアカウントがそういうよこしまな考えを持っていなくて、純粋にフォローしてくれた感謝を伝えてくれているからです。しかし結果としてこういう構図ができてしまっているので、とくに注意をせずにそっと外しています)。

いい写真を上げる(30%賛成)

パート1記事でこの定義を考えてみましたが、風景なら感動、うさぎならかわいさが強烈ににじみ出る内容でないと、まずいいねの数が増えません。かといって、いいねが増えたからとフォロワー数が増えるとも限らないのは経験から言えることです。インスタのガイダンスは「いい写真を」と言いますが、フォロー獲得という趣旨とは違うわけで、これはアカウントそれぞれではっきりした「いい写真とは」という方針を作らないと果てしないジレンマに襲われます。

勘違いしてはいけないのは、一眼レフを持っていなければいい写真は撮れない、ということではない、ということです。

この論調は建前論だと思いました。「いい写真」の定義は、インスタアカウントごとにさまざまなので、その定義考察を促さずに「いい写真」と抽象的表現に終始するからです。結論として誰もが扱いやすい「きれいな写真」を取り上げる傾向がありますが、私にすれば無責任きわまりないガイダンスだ、と思ってしまいました。そこまで書くなら構図とかピントの絞り方だけではなく(小手先のうんたらだけではなく)、そもそもなぜその写真を撮るのか、というビジョンを問うことも明記しろ、と思うからです。それで名実ともにいい写真ができあがるのだ、と思うのです。

気づいたこと

いまさら感があったものと、気づいてよかった、というものがありました。

ビジョンを作る(100%必要)

いまのアカウントはごん太という1うさぎの写真を出していくアカウントだったので、この子がいなくなってからのことをまったく考えていませんでした。6000ものフォロワーを、うさぎをなくしたのでまたリセット、というのはいかがなものか、と思ったのです。

というのは、たいていの人が、うさぎのキャラに惚れてフォローしてくれているのだ、と思い込んでいたのですが、ごん太が亡くなった後もフォローは増えていて、減ったのは100人もいなかったのです(1000人以上いなくなる、と思っていました)。これは、投函する人間の構図や撮り方を含めた企画力と、ふだんからごん太と接していた姿勢が間接的に評価されていたのだ、とじんわりとした感動として伝わってきています。死去後のポストでもはげましのコメントが毎回重なっていて、いろいろ救われています。

なので、いまさらですが、1うさぎのアカウントではなく、ずっとつづけていけるアカウント運営に切り替えて、ビジョンを以下のように作り直してみたのです。

「うさぎのおもしろ写真をを通じてうさぎライフを楽しんでいる仲間をふやしたい」

いい写真を撮るには、そのアカウントの運営方針を定めないとできないことです。フォロワー増やそう、の記事のほとんどが「ミッション」の1戦法を指南しているだけで、総合的にどういう経営をしろ、ということを書いていない。だから長く続けることを想定されていないし、戦術の紹介も場当たり的なものだよな、とこれに気づいて思うこと。こちらにばかり目を奪われると、アカウントをそもそもなんのために開設するのか、ということになります。最初は軽い気持ちで始めるのが大半ですが、つながりをもって喜怒哀楽を経験して、これからどうしようか、という問いは、すべてのアカウントホルダーに訪れる山場だと思います。そこでやめるのもよし、続けるのもよし、なのですね。

うさぎ独特のもの:こども優先主義

これは前のパートで書きましたがうさぎのアカウントでインフルエンサーになっている人は、ほとんどが子供の時の写真や動画でごそっとフォロワーを獲得しているケースが圧倒的多数です。こどものときのかわいさは誰でも撮れますし、絵になりやすい。だからその面ばかりを前面に出すアカウントが多いです。で、大人になると、更新が鈍ります。これって年齢差別だよな、と思うのです。

コミュニティには適性サイズがある、という発見

これは、ジャンルのクセの一種ですが、そのテーマにどれくらい興味がある人がいるかで、平均フォロワー数や限界フォロワー数が出てくるのを感じました。

たとえば、犬は2018年末現在890万頭、ネコは964万頭いるわけで、うさぎはだいたい10万羽くらいです。ゆえに、フォロワー1万クラスの人の絶対数も違うわけで、「うさぎで1万フォロー」というのは相当難しいのですね。うさぎワールドでは最大インフルエンサーのモキュ様が約10万フォロワーですが、たとえばわんちゃんワールドのインフルエンサーは、柴犬まるちゃんは250万人のフォロワー、ねこちゃんワールドのインフルエンサーSmoothie the Catちゃんも180万人のフォロワーなので、けた違い(汗)。次のクラスも10万ホルダーは、簡単な調査でもそれぞれで5から7個みつけているので(この時点でモキュ様を軽く超えている)、数で言うとうさぎは圧倒的に不利になります。

うさぎワールドは、5000フォロワーがひとつの大きな壁だな、と感じていて、4000から5000になるまで3か月以上かかったのを覚えています。

つまりフォロワー数を稼ぐことを狙っているうさぎアカウントの多くが5000前後でストップしているケースが多い、ということです。

まとめ

説明がファジーなものが多いのと、説明している内容自体を書いている人がわかってない感丸出し、というようなガイド記事が目立ちました。そもそもどうしてそのアカウントを開設したのか、という視点でいろいろな方法論を見ていくと、詰めが甘いものばかり。というか、八方美人的に書くからそうなってしまうんですが、それに踊らされてグーグル上位にランクインさせてしまうわたしたちもどうか、と思ってしまいました。

タイトル写真のごん太は、実際にポストに使ったものですが、4000フォローのときに1100ちょっとのいいねを獲得したものです。フォロワー数ベースのエンゲージメント率でいうと25%ちょっとの、マーケティング的にはいい感じのポストになりました。写真を拡大するとブレまくってますが、わたしたちにとっては「いい写真」なのですよ。

*このシリーズ記事を再度まとめた完全版を有料noteとして出す予定です。記事考察も未公開2編を加え、全体の説明を徹底的に詳細化しています。こうご期待ください!



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