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PR予算は決算結果から逆算して組むものです

フォーラムで回答した過去の内容。パブリックリレーションズの費用はどうやって計算するのか、というような問いだったような。。

PRの予算は、基本的に販管費に入ります。
わかりやすいのでは広告宣伝費ですね。
マーケティング、企業広告、販促など、関連部署と取り合いをするものですが、パブリックリレーションズは最上位ポジションなので、予算編成権を握ってないといけません(PR3、その他7くらいがいいかも))

さて、費用は低いに越したことはないものです。しかし、業界別一般的な目安は、以下のとおり。

業界目安 %
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外食・関連サービス 5%
化粧品・健康食品会社 10%
不動産 4%
教育 3%
通販・サービス業 15~20%
化粧品業 15~20%
流通業 1~3%
自動車業界 1~2%
飲料業界 5%
金融業界 1~5%

たとえば、新しい事業で新しいシェアを獲得に行く場合(sansanなど)、この費用は3から5倍使うことがあります。メルカリは売上高比で50%近くまで広告宣伝費を投入しで今の地位を確立しましたね。

主要プロダクトの売り方がどういうものなのか、企業としてどのステージにいるのか(シリーズ2にいるのか、成熟期なのか)によって、上の数字は変動するものですね。

そうやってねん出した予算の大枠が、たとえば1億円でした、ということになったら、今度は年間のふりかえりで活動したもので必須なものからいくらかかったかを積み上げていく、という考え方でないでしょうか。

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