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#539 見た目と音楽にギャップのある人達

最近よく聴いているお気に入りのアーティストはGinger Root。きっかけはたぶんミズモトアキラさんのポッドキャストだったと思うけど、ルックスやMVも含めてかなり気になっている。

Wikipediaによると


Ginger Root は、シンガーソングライター兼楽器奏者の Cameron Lew が率いる、カリフォルニア州ハンティントンビーチ出身のアメリカのインディー ソウル ミュージック プロジェクトです。

だそう。

8月20日に最新作EP『City Slicker』をリリースしたんだけど、これがもう最高!全編80年代シティポップで、日本人好み。日本語のアニメからとったと思われるサンプリングもちらほら入っているし。そしてなんといってもMVが面白い。もろ80年代バブル前の日本て感じで。

曲は正統派のシティポップなんだけど、そのルックスとのギャップがまた面白い。失礼ながら、昔ながらのオタクを想像させるそのルックスからは想像できないほどポップでソウルフルな歌声を聴かせてくれる。

インスタも面白そうだからフォローしてみよう。

そして、ルックスとの演っている音楽にギャップがあると言えば、この人も。ダンテエレファントさん。絶対にジャケ買いはしないだろうアートワーク↓

まずアルバムタイトル「ミッドセンチュリーモダンロマンス」がイカす。テイトウワさんが付けてもおかしくないレベル。ルックスだけでいったらただのキモい親父なんだけど、ハイトーン・ヴォイスだし、シンセとギターとサックスの絡みがもろがシティポップ。


3人目は去年のリリースになるんだけど、ドニー・ベネットさん。
オーストラリア、シドニー出身のマルチプレイヤーらしいっす。こちらも見た目だけで言ったらハゲだしデブだし良いとこなし(かなり失礼)。でも演っている音楽は80年代のディスコ風でもあり、ものすごくシティポップ。このセカンドディナーって曲のベースラインはブラーのガールズ&ボーイズを思い出す。

こんな世界中で同時多発的に生まれている2020年代以降のシティポップを聴きながら散歩すると、田舎の田んぼ道のど真ん中でも超高層ビルヂングに囲まれて颯爽とした気分になるんです。

余談だけど、日本人でギャップが有ると言ったらスカートの澤部さんみたいなもんか?

でもよく考えたら、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーだってストーン・ローゼズのイアン・ブラウンだってスーパーグラスのギャズだって第一印象は「ものすごいゴリラ顔!」だったな。

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