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#1340 サブスク時代の愛聴盤。または愛し愛されて生きるのさ

こんなツイートがバズっていた

確かに愛聴盤となると「モノ」として手に取っても楽しめるという要素も含まれてくるので、単なる「データ」なサブスクはそうなりにくいのかもしれない。

ただ、大人になり((ずいぶん経つ)©小沢健二 )僕らは、「時間がない」という要素も多分に含まれているのではないか?

というのも、僕らがCDを買っていた時代はそれを繰り返し聴けるという時間があまりにもありすぎた。学校終わってから寝るまでの時間が長い。テレビを見るかCDを聴くか。

また、金銭的に何枚も買えないという要素も。

サブスク以前は、現代のように情報過多では無いので、1つのことに集中して取り組める環境だったのではないか?それが1枚の愛聴盤を繰り返し聴けるという環境につながる。

サブスクだと980円で無限に聴き放題なので選択肢も無限大。(それがイントロ短縮とかヒットの法則とかにのっとった曲ばかりになってしまう弊害も)

サブスクの始まりを2015年だとすると、YouTubeもTiktokもその他SNSも同時期に台頭してきたような気はする。これらがさらに時間を奪い合い、他にやることが増えすぎた。

と、コンテンツ過多が時間を奪い合い、それに聴き放題の価格破壊もあってどれを選んでよいかわからない、結局タイパ重視になってショート動画全盛時代になってしまったのではないか?

翻って、個人的サブスク時代の以降の愛聴盤を並べてみるとやはり賞味期限は短い。一時期は聴きまくって、今はあまり聴かないものばかりになっているという現実はある。

ちなみに昨年(2022)最も聴いたアルバムは1966年のこれだった。


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