好きな理由はシンプルでいいんだ
実家に帰ると、母が相撲を観ていた。
応援している力士が何人かいるそうだ。
その方々が土俵に上がる度、テレビ画面に向かって声援を送っている。
母は「宇良関」を特に応援していると話していた。
何気なく、宇良関のどこが好きなのか訊いてみると…
「可愛いから」
…なるほど。
「(まわしが)ピンクなのも好き」
母、ピンク好きだものね。
「ミニマリストなところも良い」
…ん?
ちなみに最後の理由については、宇良関のミニマリストエピソードも添えていきいきと語ってくれた。
私は何かを好きになると、どうして好きになったのか理由を突き詰めて考えるタイプだ。
大好きなアーティストを好きな理由はいくらでも語れる。
しかし、最後に行きつくのは母のように「可愛い」「格好良い」といったシンプルな理由なのかもしれない。
ここ最近は、新しく誰かを好きになり、応援することがめっきり減ったなと感じる。
まずは「可愛い」「格好良い」と思える感性を大事にしたいなと、母の姿を見て思った今日この頃。
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