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モフ君の思惑・・・最後に笑うのは・・

2階の陽だまりで、あらちゃんが「昼寝」をしていました。
「気持ちよさそうねぇ」とベランダに洗濯物を取り込みに行く私。

ベランダから戻ると・・・それまでいなかったモフ君が「ぴとり・・」
あらちゃんに寄り添っていました!

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あらちゃんも目を細めて嬉しそう!
「あらぁ、仲良しねぇ!」と言いながら隣で洗濯物を畳んでいました。

しかし、この時は私はモフ君の様子が「少しおかしい事」に気づいていなかったのです。

モゾモゾ・・モゾモゾ・・・
今思えば、少しモフ君の落ち着きがなかったかもしれません。

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今思えば、あらちゃんの表情に陰りが見えていたのかもしれません。
今思えば・・・
あらちゃんは何かを感じていたのでしょう。「こやつ・・」と

モフ君の「思惑」と「体の圧」は、じんわりとあらちゃんに押し寄せていたのだと思います。時間をかけて少しずつ・・・

あらちゃんに詰め寄るモフ君。
「決して譲らぬ」あらちゃん。

そんな戦いが背後で行われているなんて気付きもせず「可愛い、可愛い」と洗濯物を畳みながら、気まぐれに写真を撮り続ける私。


畳んだ洗濯物をしまいに部屋を離れた時の事です。
「むふぅううん!!」という声と共に、隣室にいた私のもとに、あらちゃんが駆け寄ってきました。

この声とあらちゃんの顔。怒っておる。
(「むふぅううん!!」→あらちゃんが納得いってない時に出す声。)

そして先程の部屋に戻ると、あらちゃんから場所を取り、悠然と香箱座りで目を細めるモフ君が!
あの「ぴとり」は場所取り合戦の幕開けだったのか、と気付く私。

これがお前のやり方かっ!(思わずでるもんですね。)

ちなみに私は、猫のケンカには口を出さないようにしています。
(危険と判断した時は参戦しますが、ほとんどそれに至る事はありません。)

傷心のあらちゃんと共に1階に降りてチュールタイムを始めました。
すると・・・「音」で気付いたモフ君もやってきて一緒にチュールタイム。
折角、場所取ったのにチュールに誘われて下りてきちゃったね。
これが私のやり方なのである。

チュールをいち早く食べて、「お昼寝」を始めたあらちゃん。
その気持ちよさそうな顔を見ていたら、意外と合戦に勝利したのは「あらちゃん」だったりする。と気付かされるのでした。

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コミュニケーションではなく「場所取り合戦」だったと気付いてから、写真を見返してみると・・・モフ君の顔(笑)

読んで頂きありがとうございました!


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