「CHAM SCULPTURE AND INDIAN MYTHOLOGY」を眺めて
ベトナムに住んでから2度目のTETはダナン/ホイアンに旅行してきた。博物館がほどよく好きな私は、チャンパ王国の残り香を閉じ込めてある本を80Kドンで購入し、思い返している。
チャンパは特に建物や彫刻が特徴的だ。インド神話からの登場人物がたくさん出てくる。
そして次第にホーチミンの博物館で出会った彫刻が思い出されてきた。
Goodle Lensで調査開始。
もしかしてアフリカンアート??
いや少数民族の墓か?顔に手を当てている子から、これがモデルと推定。
各民族の墓についても要調査。
キーワード「Tây Nguyên」「Người Gia-rai」を発見し、さらに調査する。
像の意味を発見する。
なるほど、非常に興味深い。詳細情報のない彫刻が遺跡の神話の登場人物よりも興味惹かれるというのは不思議なことだ。人は、自ら創造する事を楽しんでいるのだろう。
またNgười Ba Na族も似たような像を作っていた。
Katu(Người Cơ Tu)族も。
彼らは踊りも上手いらしい。
楽しいが、調べたらきりがない。
さらに新作が見たくなり、Stable diffusion で画像を作る。
スクリプト:the human-type wood sculpture which created by Central Highlands Gia-rai in vietnam grave.
ああ、ツボる画像がどんどんできていく。ある意味、Người Gia-rai族の新作といっても過言でないだろう。いつかこれらのうちのどれか、現地で作成され、新たな世界へとフィードバックしていってほしい。
好みの彫刻に対し、民族、場所、歴史を知り、新作を作ってもらった。図面にし、実際のミニチュア彫刻としてamazonで届くまであと数年くらいでできるだろうか。情報間のずいぶん距離も近くなったものだ。
一種の楽しみ方として、この民族の続きが見たい、という世界を見せてくれる事を再認識。ある意味のパラレルワールドとして、少数民族のような特定の価値観の文化を拡張発展させ視覚化してくれる楽しみ方を覚えました。この先音楽や踊りにももっと拡張し楽しめるAIが出てきた時、少数民族や地元の文化に照らし合わせてパラレルワールドを見続ける楽しみがまだある。もしかしたら、これは人類学の新しい楽しみ方かもしれない。
p.s.僕のGoogle photoには実物写真とstable diffusionの思い出写真が入り乱れてきました。全部架空で全部現実☆彡