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安心して、眠りにつくために備えておきたいこと。

まつばらたかこ

最近ワンルームの部屋に引っ越した。でも家具が足りない。例えば本棚やベッド、洗濯機もまだ買っていない。マットレスを床に直に敷いて寝ている。がらんどうに毛が生えたような部屋で暮らしている。ちなみにテレビもない。

3月16日の23時半過ぎ、わけあってここ2週間ほどすこぶる健康的な生活を送っていたため、既に布団の中にいた。電気を消してTwitterやInstagramをダラダラ眺めて「そろそろ眠ろうかな」「明日のアラームをセットしようか」などと考えてうつ伏せになったところで、ズズズズと揺れたような気がした、地面が。自分の心臓の鼓動かと思ってみたけれど、どんどん強くなるのでどうやらそうではないらしい……と飛び起きた。

わたしの部屋は1階なので、地震が起きてもそうそう揺れないだろう、と思っていたけれど今回の揺れは昨年のものに比べても同じか、さらに大きな揺れに感じた。(ちなみに昨年は2階で地震を経験。)

あとから考えたらすごくどうしようもない行動をしたな、と思うのだけど、揺れが来て、電気をつけて真っ先にしたことは、いちばん倒れそうな冷蔵庫の上の電子レンジをおさえること。おさえながら友人に「怖いね」「大丈夫?」と連絡した。(机の下にもぐれと言いたい。)

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昨年の地震があったときに、防災リュックをつくろう、と思いながら結局行動せず、3月16日を迎えて、今度こそつくらなければ、という気持ちになり(あと友人が防災セットを買った、とAmazonのリンクを送ってくれたので)わたしも防災リュックを作ることにした。

ちなみに私が買ったのはこちらの防災セット。自分なりに必要だと思うものはさらに追加していきたいと思っている。(今見たら在庫切れになってる!)

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あと、やっぱり地震があったときにテレビがないのめちゃくちゃ心細い。情報はTwitterを見れば入ってくるし、NHKはサイト上でもニュースを流してくれるので最新ニュースも知ることができるのだけど、災害情報はテレビでも見たいと思うのなんでだろう。

【SNSデータから見る今回の地震】「これはしちゃダメ!」天災につけこむ犯罪防止策

というわけで本題。今回も前回地震が起きた際にあげたnoteと同様に、SNS上で高いエンゲージメント(※)を獲得していた投稿をピックアップしてご紹介。

※エンゲージメント
Twitter・Facebookにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などの総アクション数。数が多いほど、多くのユーザーに、SNS上で言及されている・注目されていると定義しています。また、この数値はポジティブに語られているもの、ネガティブに語られているもの、両方を含んでいます。
調査概要
・SNSプラットフォーム:TwitterおよびFacebook
・キーワード:「地震」「震災」を含むTwitter / Facebook投稿
・期間:2022年3月16日(水)〜18日(金)
・ツール:spiceboxのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK」

今回は地震によって停電が起きたけど、その際に「停電になった!」「東京なのに停電!」といった投稿が散見された。そうした投稿に対して、注意を促す投稿がかなりの数見られたので紹介。住んでいる場所の特定につながったり、犯罪に巻き込まれるリスクが高くなる、とするもの。

【SNSデータから見る今回の地震】停電時に使える簡易ライトの作り方

停電している地域の人に対して、電気がなくても明かりをつくれる方法を記した投稿。リプ欄には、実際につくってみた方の写真が並んでいた。

ペンライトを照明代わりに使う際の色にまつわる投稿も。

また、「停電時はとにかくブレーカーを下げよう!」といった投稿もシンプルながら注目されていた。

【SNSデータから見る今回の地震】デマ・陰謀系アカウントにご注意を

今回の地震を人工地震と決めつけたり、なにか裏に国家の大きな陰謀があるかのような投稿に対して、専門家やそれに近しい人たちが、ユーザーに向けて正しい情報を見極めて、と注意喚起するもの。

【SNSデータから見る今回の地震】安否確認の方法アイディア

今回の地震を機に、家族や同居人、大切な人との待ち合わせ場所などを決めた人も多いと思うのだけど、SNS時代、顔は知らないけどめちゃくちゃ仲がよくて、お互い安否が気になる存在みたいな人たちもたくさんいるよね。SNSを使った自身の安否表明の方法を共有する投稿も、高いエンゲージメントを獲得していたのでご紹介。

【SNSデータから見る今回の地震】医療従事者による、体・健康にまつわるアドバイス

避難時の薬やお薬手帳の持ち出しに関するアドバイス。ついつい後回しにされがちだからこそ、気をつける意識を持ちたいもの。また、自身による揺れで気持ち悪くなってしまったり(わたしもすごく酔ってしまった……)体調が悪くなってしまった方への対処法を伝授する投稿も。

安心して朝を迎えられるように。

16日の地震は、揺れが収まったと思ったら再度同じような強い揺れが襲ってきた。揺れが収まって、一度落ち着くために水を飲んで「さあ寝よう」と布団に入ってみるけれど、しばらく寝ることができなかった。もしも寝ている間に大きな地震が起きて、マンションが崩れても気づかなかったら……?みたいなタラレバが頭をよぎる。実際、今回の地震で震源地の近い東北では、夜遅く足元も悪い中で避難されている方がたくさんいて、どんなに恐ろしかっただろう、と思う。

どんなに備えても、たぶんこの地震に対する恐怖感、特に「もし寝ている間に来たら」の心配は消えない気がする。それでも、休まないと人は生きてはいけないし、常に気を張ったままではいつか壊れてしまう。何事も適量で、とはいうけれど、地震に関しては備えすぎるということはない、と思う。例えば防災セットも、保存食の賞味期限が近づいてきたら定期的に食べて、また新しく補充する、みたいな取り組みがいろいろなところでなされている。わたしも今回購入した防災セットを使う必要がないまま保存食の期限が来て、家で友だちと食べられるのがいちばんだな、と思いつつ、本当に使わなければならない日がいつ来るかわからないから、備える。今日も明日も、その先も、安心して目を閉じられるようにいまはただ、備える。

cover photo by rawpixel.com

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まつばらたかこ
PR spicebox/No company 花が好きです。会社のマガジンに入ってない記事はぜ〜んぶ個人の意見です。