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効率的なクライアント試写と納品の仕方 / 映像フリーランス向け

映像コンテンツを制作している方なら、日々クライアント試写と納品の作業があることでしょう。

ぼくは効率を求める男なので、こちらにとっても相手にとっても、なるべく無駄のないやりとりになるよう、日々、試行錯誤しています。

みんなどうやってるのかぁ〜と気になるのですが、まずはいろいろ試した結果のぼくなりの方法をお伝えします。

 1. 試写編
 2. 納品編
 3. 番外編

前提として、ぼくは個人で請け負う映像制作をやってますので、基本的には試写は「オンラインの対面ナシ」「メールでやりとり」で完結します。なので、同様の映像作家、ビデオグラファーの人たちに向けに書いてます。(ハイバジェット作品は編集室にて「議論」が交わされるのかもしれませんが...?)

番外編に、オススメの小技的な納品方法を書いてます。

1. 試写編

試写は「Vimeo」のパスワード付きで見てもらってます。これは実践してる人もいると思います。

Vimeoは、Youtubeみたいな動画サイトなのですが、よりクリエイター向けのUIをしていますね。

メリットはどこでも、どんなデバイスでも見れるということ。Gigafile便などのデータ転送サービスで送ると、一度ダウンロードしてからじゃないと見れないので非効率的なんですよね。

クライアントによっては、iPadやスマホで見てますという人もいるので、これだと先方の利便性が高く、戻しを頂くのも早くなります。また関係者複数人でチェックすることも多く、URL(とパスワード)のみだとシェアがしやすいですね。

同様のYoutubeの限定公開でも悪くはないんですが、既存の音楽を使うことも度々あって、その場合だと広告が表示されてウザいんですよね(Content IDに引っかかる)。最悪の場合、音がミュートされてしまい、試写が出来ません。。。

Vimeoはその点、広告など煩わしいものはないので見やすいです。

デメリットとしては、無料のBasicプランは容量が500MB/週なので仕事で使うには足りないこともあるでしょう。個人で仕事で使うならPlusまたはProプランのどちらかの有料プランだとストレスなく使えます。ちなみに自分はPlusプランです。

有料ですが、ここはお金を払う価値ありますね。試写に関するストレスが今のところありません。自分の作品も公開できますし!

またさらに効率を極めるなら、Premiereユーザーなら、書き出しの際に直接Vimeoにアップロードするのがオススメです。

これだと書き出し後に自動でアップロードしてくれて手間が省けます!めっちゃ便利!(ちなみにFTPまたはYoutubeやTwitter等のSNSにも自動アップロードできます。)

2. 納品編

納品に関しては、「データ納品」に限定してお話します。DVDまたはHDCAMだと普通に郵送しかないので。

データ納品の場合、みなさん多分データ転送サービス使う人が多いんじゃないかと思います。ぼくも以前はGigafile便を使ってましたが、見た目がスマートじゃないんですよね。

しかも第三者の転送サービスを使う時点で、アンプロフェッショナル感は拭えないので、結局いまは「自前のサーバー経由で送る」という方法を取っています。

ただレンタルサーバー業者との契約が必要にはなります。

メリットとしては、①「すみません、ダウンロード期限が切れてしまいまして...再送を...」という無駄なやりとりがなくなる。②信頼感が増す といったところでしょう。

というのも、以前あるデザイナーさんからデータを受け取るときに、向こうのウェブサイト専用のサーバー経由で送られてきたんですよ。

そのとき、なんかプロフェッショナル感を感じまして、今はそれを真似てトライしてます。まあこの辺の見た目は気にしない人は気にしないと思いますが。。。

また、上記のメリット①「DL期限が切れてしまって、、、」について。

ぼくらの業界では転送サービス利用時の「あるあるネタ」ですが、相手側が忙しくてダウンロードし忘れたことに「ブーブー」言っても、それはもう仕方のないことだと思っています。でも中にはイラっと来る人もいるでしょう。

ただ、人はミスをする生き物ものなのです。たまには忘れてしまいます。

あなたもダウンロードし忘れたことがあるでしょう。ええ、ぼくもありますから。笑

なのでそこは相手を非難するのではなく、お互いにスマートに仕事ができる仕組みを作ることが大事だと思っています。なので、自前サーバー作戦を試しているところです。(基本的に自前サーバーだといつでもダウンロードできる。そして作品が公開されたら削除するという感じで)

でもサーバー借りるのが億劫な方もいると思うので、そういった方はGigafile便よりも、BitSendの方が、広告がほとんどなくスマートに見えるのでこっちの方が良さそうです。

少し前に知り合いの監督に教えてもらったのですが、使ってみた感じ、特に問題はありませんでした。

ただしダウンロード期限はあるので、納品の際には「○○までが期限ですので、それまでにお願いします」と一言添えるのが良いでしょう。

相手も気をつけてくれますし、お互い幸せになれます。

ファイルの受け渡しに関しては、基本的には複数ファイルはzipなどで圧縮して送りましょう。でないと、大量のファイルを一つずつクリックしてダウンロードするのはかなり大変です...。


3. 番外編

これはぼくが最近編み出した小技的な納品方法です。

納品直前の明らかにOKがもらえるような「最終確認」のときには、Vimeoにもう高画質の納品版でアップロードしちゃう手です。

実はVimeoには「ダウンロード」機能があって、それをONにすると、ページ内で先方にオリジナルファイルをダウンロードしてもらえます。

これだと「軽いデータでプレビューしてもらえる」且つ「OKならそのまま納品データをダウンロード」してもらえます。

なんと!これによって、先方とのやりとりが一往復分減ります!

それまでは「確認しました。OKですので、納品版を送ってください」というやりとりが必ず発生していました。これはお互いにとって無駄なやりとりです。

例えば、数日明けてその連絡が来た時に「撮影で遠方に行っててデータ送れない。。。」ということもなくなります。

確認OK!即ダウンロード!・・・これはお互い楽です。

またレアケースですが、「うちは720pの軽いデータも欲しい」とかいう場合も、向こうで解像度を選択してダウンロードしてもらえます。これもまた便利!

注意点としては、きちんとOriginalデータをダウンロードしてもらうために説明しないといけません。また相手がこういうのに慣れてない人にとっては、迷うかもしれないので、説明欄に「Originalをダウンロードしてください」と案内も記載しておけばわかりやすくて親切です。

その辺は自分で定型分を作っておけば楽ですね。Premiereで書き出しプリセットを作っておけばその説明文も登録ができます。

番外編とはいえ、今のところこの方法が一番スマートなので、実は2の自前サーバーはたまにしか使いません。(納品データが重たいものや、撮影データの送付などで利用)

また、さらにこれもPremiereから直接アップロードできますので、

1. Vimeoにアップロードする手間
2. 納品版をアップロードする手間

の実は2段階も手間をカットすることができます。もちろん相手に送る前に、一度チェックはしましょう。

これによって、あなたの仕事の生産性が上がるのは間違いなし!

もし他にも良いアイディアをお持ちの方がいましたら、コメントやTwitterで教えてもらえると嬉しいです。

かなりマニアックな話になりましたが、参考になれば幸いです。

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台北在住の映像作家 / CAPSULE Inc.ディレクター / 映像・Mac・海外に関するここだけの話。https://taka-t.com

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