《週刊セットプレー 2023》vol.06
全文無料公開しています。
気に入ったり、おもしろいと思ったら、イイネやコメントをお願いしますm(_ _)m
さらに、とても気に入っていただけたら、投げ銭をしてもらえるととても嬉しいですm(_ _)m
◆金沢の2点目(仙台vs金沢)
☆試合データ
☆ゴール動画
・試合ハイライト
☆このセットプレーの配置
☆守備側の狙い
11人全員が戻っての守備をしています。
完全にゾーンでの守備陣形を取っています。
ニアサイドを固めたゴールエリア付近に6人(➋∼➐)とその1列前に3人(➑∼➓)を配置しています。
☆攻撃側の狙い
マンマークをされていないので、自由に動くことができます。
ゾーンで守られている範囲の外を狙った攻撃をしています。
今回は上図の濃い赤丸を狙った攻撃をしています。
⑧がファーサイドにあるスペースに走りこみます。
”助走をしてジャンプヘッドの⑧”
vs
”数歩バックステップしてジャンプヘッドの➓・➏”
という数的不利ではあるが、状況的にはかなり有利な状況を作り、競り勝っています。
競り勝った⑧は中央に折り返し、⑩がゴールを決めました。
⑩もマークがいないため、オフサイドにならずに折り返しを受けられる位置に移動をしています。
完全ゾーンでの守備の弱点を突いた素晴らしいCKでした。
◆ニア攻撃の狙いどころ
コーナーキックの守備をする際、ほとんどのチームがニアのゾーンを守る選手を置いています。
ニアを狙った攻撃をする際は、その選手の前に入りもっとも先にボールに触れることが重要になります。
また、ゴールに近いその位置でボールの軌道を変えることは、守備側は非常に対応が難しくなるため、ゴールに繋がることが多いです。
・13分 柏レイソルのゴールシーン(福岡vs柏)
・63分 奈良クラブのゴールシーン(奈良vsYS横浜)
◆スクリーンでフリーになる
過去何度かスクリーンの動きでフリーになる攻撃を取り上げました。
今週は大宮vs大分でその攻撃方法が使われ、ゴールが決まっていたので取り上げます。
得点を決めた浦上選手のマークをしている選手は、茂木選手にブロックされ最後まで付いていくことができませんでした。
コーナーキックの状況でマークを受け渡すことは非常に困難なため、フリーになってしまいます。
結果的に浦上選手とマークを離すことに成功し、ゴールが決まりました。
◆過去記事
◆取り上げた試合のハイライト映像
ここから先は
¥ 100
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?