学校に通い続けるとどうなるのか
どの親も信じて疑わない「子どもが学校に通う」ことについて考えたいと思います。
不登校になると、親は子どものことをひどく心配します。
・勉強ができなくなって、バカになってしまう。
・通知表が悪くなって進学できない。
・社会性がなくなる。
・ひきこもりになってしまい、将来がなくなる。
今でこそ、私はこららについては思わないですが、
不登校が始まったときは、大きく道を外れてしまって、大変なことになると思っていました。
でも、変じゃないですか、逆に言うと、子どもが学校に行っていたら心配にならないのでしょうか。
もちろん、いじめられていないか、勉強がわかっているのかな、など一定の心配はされると思いますが、何か事件的なことでもない限り、常に心配事として頭が占められている状態ではないと思います。
学校に通い続けると、結論、こうなります。
・勉強は一定できるようになる(逆に、とびぬけてできることもない)
・好きなことがあればいいが、嫌いなこともしなければならない
・学校という受動的なシステムに慣れていく
・同調圧力が蔓延する中に居続ける(いじめにつながりやすい)
・先生の言うことは絶対となる
・面白いことを思いついても「ダメ」となることが多く、諦めやすくなる
学校をよくよく考えれば、だいたいこんな感じです。
……心配になりませんか???
私は、今、子どもを学校に行かせているほうが実は若干心配になります。
もしかしたら、将来、夢も希望も持てない、自己肯定感が低く、受け身な人間にならないかと。
だって、日本は約30年間成長しませんでした。
この間にアメリカのGAFAMが肥大化し、東南アジアなど他の国も成長しました。
日本の教育は私の知る限り約30年間はほとんど変わっていないと思います。
より教師の負担が増え、もしかしたら、よりひどくなっている可能性があります。
いわゆる子どもや親のことをしっかり考えてくれるようなまじめな教師ほど辞めている気がしますし。
そんなところに大事な子どもを預けているのです。
まずはこれらのリスクについては少なくともしっかり認識したほうがよいです。
不登校になればこれらのリスクは低減できますね。
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