椎名林檎『三毒史』と東京事変『音楽』のアルバムの配置の対比が面白いことから作ってみた二つのプレイリストと感想

1.『三毒史』と『音楽』の対比

 椎名林檎名義で2019年にリリースされたアルバム『三毒史』と2020年に再生された東京事変の10年ぶりのアルバムとして2021年にリリースされた『音楽』。

 この2作品は共に13曲収録されています。『三毒史』では、偶数に男性ボーカルとのコラボレーション楽曲、奇数曲は主に椎名林檎が歌唱する楽曲となっている。

 一方で、『音楽』では奇数曲に浮雲、伊澤ら男性メンバーも歌唱参加していて、偶数曲では、椎名林檎ソロ歌唱されたものになっています。


2.椎名林檎歌唱曲でプレイリスト作ってみた

 元々、シンメトリーに作られているものを、配置を変えずに組み合わせたに過ぎないので、そうなるのは当然ですが、シンメトリーですw

 「マ・シェリ」と「ジユーダム」も事変の演奏なので、事変サウンドが8曲あるプレイリストになっています。

 プレイリストを聴いてから感想を加筆予定ですが、「薬漬」からの「あの世の門」の流れは、中々ヘビーそうです笑

 (加筆後)「鶏と蛇と豚」、「毒味」とヘビーめなスタートから、「マ・シェリ」からの林檎ボーカルの華麗さを感じる楽曲が続いてるなと思います。

 こうして事変演奏曲「マ・シェリ」と「ジユーダム」と事変曲を比べて聴いてみても、林檎名義と事変名義で印象は変わりますね(前後の作曲が別メンバーっていうのもありますが…)。

 「薬漬」からの「あの世の門」の流れもまたヘビーで、このプレイリストの全体の抑揚もまた面白いです。


3.林檎×男声のデュエット曲でプレイリスト作ってみた

 こちらは、男声とのデュエットのプレイリストになります。こちらも、シンメトリです笑。

 こちらは、やや軽妙な印象もあります。こちらもプレイリストを聴いてから加筆予定です。

 (加筆後)、椎名林檎と様々なボーカリストとのデュエットが聴けます。といいつつも、やはり林檎のボーカルが魅力的な上で、男声にも魅了される印象で良きです。それゆえ、宮本浩次をかなりの比重でフィーチャーされている「獣ゆく細道」は、異色な楽曲な気がします。

 「長く短い祭」の前後含め、浮雲が参加していますが、こちらも事変曲と林檎曲で印象が異なる気がします。


 プレイリストを聴き次第、感想を加筆予定ですので、気が向いたら再度のぞいてくれたら嬉しいです。

4.(加筆後)聴いてみて感じたこと

 二つのプレイリストを聴いてみましたが、プレイリストとしては面白く聴けましたが、アルバムと考えると違和感がありました。

 歌詞面ではコロナ前の2019年と2021年の時勢の違いの問題があります。その上、サウンドの大きさから調等、様々なバランスが細かく計算されて成立しているのがアルバムなんですよね。

 しかも、林檎・事変作品の場合、曲間が短いこともあり、そのバランスの悪さがすごく目立ってしまいます。

 かえって、アルバム自体のすごさも再認識したそんな試みになりました。ということで、アルバム通して聴いてね!


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