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動画に慣れた。テレビが見れない。

4年半ぶりに実家に帰ってきたことで、”テレビ”が生活に戻ってきた。

大学生で一人暮らしをしていた3年間、テレビはあったもののほとんど見てなかった。働いていた1年半に関しては、もはやテレビが家になかった。

テレビの無い生活が当たり前だったが、半年だけ実家に戻ってきた今はテレビが有る生活が当たり前だ。ご飯を食べるときを始め、結構流れっぱなしになっている。

ただスマホでの動画になれてしまった結果、テレビが見れなくなっていた。

シンプルに体験が悪い

テレビCMによる強制中断。これが本当にストレスが溜まる。

続きが気になるタイミングで必ずCMが挟まれる。昔はここまで不快にならなかったが、今自分が見ているコンテンツは途中で強制的に止められることが無い。

一番自分が見ているYouTubeも、「YouTube Premium」が出てからはずっとプレミアムで利用しているので、途中でコンテンツを強制的に遮られることはない。

こちらの意図していないタイミングで遮られることが、体験としてはかなり悪い。

また、YouTubeにしろ、Netflixにしろ、早送りも途中停止も自由に行える。好きなタイミングで見たいように見れる。

そもそもテレビのように時間が決まっていないので、自分の好きなタイミングで見ることができるし、途中で止めてあとから再開することもできる。

途中で広告に遮られることもなく、好きなタイミングで自由に見ることができる動画に慣れてしまっている。慣れた結果、様々な制限のあるテレビの体験がとても悪く感じてしまう。

情報の信頼性がない

そうはいっても、未だに日本人にリーチする媒体としてはかなりの力をテレビが持っている。だが、その力のあるメディアのニュースでさえ、情報の信頼性がない。

例えば今日こんなツイートが流れてきた。

ミスリードがひどい。ちょっとでもITを知っている人ならばこれが間違っていることはわかるが、年齢が高い層などITに関して疎い人達は信じる。ZIPで報じられているニュースが間違っていると疑う人はそもそも少ないだろう。

こういったことが頻繁に起きている。
もちろんテレビだけに限らず、ここまで情報が散乱し、フェイクニュースがあたかも本当のことのように拡散される時代において、その情報が正しいのかどうかの判断は自分でしなければいけない。

ただ、こんな初歩的なことも簡単にミスリードを起こすニュースを信頼できないと感じている。

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(ちょっとソースを忘れてしまったのですが、分かりやすい画像なので貼っておきます)


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昔はテレビっ子だった自分だが、今は全く見ない。今後も昔のように見ることはないだろう。

もちろん娯楽として面白い番組はあるのは事実だ。
ただ、私はコンテンツとしても、演者との距離を近く感じることができるYouTubeや、莫大な予算を掛けて面白いコンテンツを作っているNetflixの方が好みになっている。

23歳である私でさえもテレビの体験の悪さを感じているとすると、もはや最初からスマホでの動画に慣れているZ世代やそれより更に下の世代は本当に誰もテレビを見なくなるのではないだろうか。

すでにテレビCMを打つよりもSNSで広告を展開したほうが効果が高い事例等も出てきている。
変革の中にいるテレビ業界、今後どのように変わっていくのだろうか。

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