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優しい気持ち、初心。

スタートする、今の心を書き留めておかなくっちゃ。
そう思ってマックブックを開いた。

今日から友人の家に居候する。
早速家へ向かった。

どこにしまったか分からなくなった合鍵を前ポケットに入れてると思い出し、ゴソゴソと玄関をくぐった。


部屋の入り口で立ち尽くした。
・・・目を疑う。異常事態だった。

すごく綺麗だったのだ。
床がキラキラしてて、ゴミひとつない。
全ての家具に可愛い妖精が舞っているかのようだった。


ずっと昔、お邪魔させて頂いた時は
ちょっと散らかっていた気がする。

数日前電話した時、
「TAKAが来るからスペース空けておいた」
そんなこと言っていたけど、こんなふうなことだったのか。

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んだよ、照れくさい。
胸がいっぱいになった。



「これなら、大丈夫だ。」
この一言は未来の自分に向けてのエールだ。
応援してくれる友人がいて、その彼が応援をしてくれている。

その事実がどれほど勇気を与えてくれるか、きっと彼は知らない。

きっと、いや絶対、これからチャレンジする挑戦がうまく行って、
ビッグになった時、この時のことを胸に刻んでいよう。


「今夜は何時まで煙と戯れてるの?」
返事はない。だけど、それでいい。


感動しすぎて、彼の森までバイクを走らせようかと一瞬躊躇って連絡した。
けど、これでいいのだ。

何かをしてもらったら、何かを返さないと存在意義がないと感じちゃう自分を、今ここで証明しなくなんていいのだ。


ただありがとう。ありがとう。
その気持ちだけでいいのだ。今はただ…


(*プライバシー保護の観点から一部内容にはフィクションを加えています。)


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