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「出版で著者さんとご自身の夢を叶える」小林真美さん

本の出版で多くの著者さんの思いを伝える支援をされている傍ら、ご自身でも執筆活動をされている小林真美さんにお話しを伺いました。

小林真美(こばやし まみ)さんプロフィール
出身地:京都市
活動地域:全世界
経歴:夜間大学に通いながら、制作会社にて4年間百貨店・量販店の年間販売企画・催事企画・コピーライティングを経験。通販会社出版部にて、エッセイ集を3年間編集。制作会社にて、2年間料理本(月刊誌)の企画・編集・執筆。パッケージデザイン、写真加工も経験後、2001年レターズとして独立。(企画、取材、執筆、編集、装丁、DTP、イラスト、校正)
2015年、夢叶舎として印税をすべての著者に受け取っていただくアマゾンでの出版を始める。現在までの3年間に電子書籍、紙書籍合わせておよそ150冊を出版。
現在の職業及び活動:執筆および本の出版(企画、編集、デザイン)、得意なジャンルはビジネス・経営・自己啓発・料理・健康・子育て・介護・福祉
座右の銘:夢は見るものではなく、叶えるもの

❝人々には笑顔でいてほしい❞という想いに!

Q:小林さんの夢やビジョンは何ですか?

小林真美さん(以下、小林 敬称略)最終的には世界平和ということになると思います。人々みんな笑顔でいて欲しい。自分だけ笑顔では意味がない。自分の小さいころを振り返ると、母が病気で入院後、父はアル中になりました。仕事と家庭のことで疲れていたのだと思います。当時、自宅一階で両親が珈琲店を営んでいました。私は一人っ子で二階で一人、下に降りれず寂しかったのですが、両親に迷惑かけてはいけないと泣いていた後も明るく振舞っていました。だから人は皆笑顔でいて欲しい!という思いが人一倍あります。出版の仕事をしていますが、私のアイディアは出しても、最後は本人の意向を重視します。「出版によってオンリーワンのブランディングをしたい」という人だけではなく、「自分の思いを世の中に伝えたい」という人を応援したいと思っています。世界一の出版社であり書店であるアマゾンをステージに、電子書籍はもちろん、紙の本も印刷費や買い取りのリスクを著者様が負う必要がない出版をおすすめしています。そして、印税(本が売れたときに著者様が受け取る原稿料にあたるもの)をすべて著者様に受け取っていただいています。この形態をとることで、お金のある人だけが本を出せる話ではなくなりました。一人一人が笑顔になれないとこれから日本はダメになっていく。こうした活動を通じて夢は全部叶えてきました。だから最後は世界平和です。戦争なんて笑えない。すべての人の夢を一瞬で奪ってしまうわけですからね。戦争はお金の奪い合い、土地の奪い合いをするわけですが、これは意味のないこと、やってはいけないことだと気づかなければなりません。

記者:様々なご苦労の後に夢を全て叶えてこられた小林さんが行きつくところは世界平和なんですね。壮大な夢ですが、全人類が願うことですね。

Q:この世界平和という夢、人々が皆笑顔でいるというビジョンに対してどのような計画をたてていますか?

小林計画はたてるものではなく、なるようになるものです。思い描いたら必ず叶う。すべては宇宙とつながっている。世界はもともと一つなんです。時代はそういう方向に向かっていると世間は気づきはじめています。

記者:世界はつながっているから願いは叶うというのは、面白いですね。どうしてそのように思われるようになったのですか?

小林:私も初めは、こうしたお話はおかしいと思っていました。本田健さんや竹田和平さんなんかもこうしたお話を本に書かれたりしています。上の方の人は皆気づいているんです。私はこれまで人に引き上げてもらってきました。波動も数字で測れる時代、同じ波動の人がよってくるのです。仕事では、営業しなくても紹介をもらえる在り方をしています。私は、多くの著者さんと関りを持ってきましたが、リピーターさんが非常に多いです。ここ3年間で150冊以上の出版をさせて頂きましたが、お一人で12冊の本を出された著者さんもいらっしゃいます。

Q:どのような活動方針を持たれていますか?

小林:今までの出版は自己表現でした。私はどんな夢を叶えたいかというと、自分一人のためでなく「誰かのために何かをしたい」という思いで著者さんの出版を支援しています。

今度「1000人文化祭」という場に登壇してこうしたことをお話します。1000人文化祭に参加するのは、自己PRだけではなく、みんなを応援し応援しあう為です。倫理法人会に参加しているのも人類のためにやっていることです。みんなが幸せに、笑顔の毎日を過ごしていれば世界は平和であるはず、という考え方です。

記者:出版、1000人文化祭への参加、倫理法人会での活動、とどの内容をとっても、誰かの為に何ができるかということを考え、応援し合い、そして最後は世界平和につながっているということですね。

世界平和を願うようになったのは、出版の❝志事❞を通じて

Q:世界平和という夢を持つようになるには、どんな発見や出会いがあったのでしょうか?

小林:子供が6歳と2歳で離婚した時、お先真っ暗で、夢が持てませんでした。私が病気になったらこの子達を誰が育てるのか?自分の過去と重なりつつ、不安な気持ちで一杯でした。一方で子供だけは幸せにしたい。お金がない理由で夢をあきらめさせたくないという思いがありました。おかげさまで、人のご縁がつながり、出版のお仕事でリピートを何度もいただき、30年本づくりを続けることができました。いつかは恩返しをしたい、自分で出版舎をしたいという思いも、やっと3年前に叶いました。電子書籍も紙の本も、リスクなく出せるシステムで、誰もが本を出せる時代がやってきたと実感しました。最初の頃は「夢は叶う、うそやん」って思いました。けれども、多くの人に協力と応援をもらい感謝の気持ちがあふれるようになると、どんどん夢が叶いました。伝えたいことがあれば、誰でも本を書けます。お一人お一人に人生のストーリーがあり、その人の苦労が他の人の希望になったりするんです。過去の苦労を棚卸して書き出せば、いいものができます。また、著者さんご自身も人生の棚卸をすることで、新たな気づきと方向性を見出せます。私は本と著者さんに育てられました。そうしたことへの感謝の気持ちから一生成長、一生現役でいたいと思うようになり、自然に願いが叶うようになっていったのです。人間一人一人が最初からいがみあっていたわけではありません。満たされない、自分の余裕がないから不満を子供や弱者にぶつけるわけです。悩みを聞いてもらったり、本を出すことで本当の事に気づくのです。

Q:感謝の気持ちから出版のお仕事で願いが叶うようになった背景には何があったのかをもう少し詳しくお聞かせください。

小林:父は喫茶店を経営していましたが、珈琲豆を挽く前に生豆を寄り分けて半分捨ててしまうのです。儲からんのに「あほやなぁ」と思っていました。今はわかるんですが、お客様に喜んでもらいたい、そのうえで私を一生懸命育ててくれたんだと。当時は感謝できませんでした。感謝できるようになったのは、父が亡くなってからです。父は若い頃、俳優で生計をたてていましたので、私が幼稚園の頃から本の朗読を教えてくれましたし、小学生になると読書感想文も書かされました。全部つながっているんですね。「リピート率99%の仕事術(バツイチ子持ちフリー編集者がマンション購入)!」の本では父への感謝を書きました。生活のために仕事をしてもいいですが、お客様のためにと思って仕事ができるかが大事で、仕事を「志事」と思っています。お客様に「ありがとう」と言ってもらえるかを大切にしています。「ご縁を頂いている仕事は全て使命としてやっている」と気づいたんです。私と著者さんとの関係も上下はありません。相手が偉い人であろうがビシッといいます。権威を大事にされる方ほどその時は怒りますが、後で気づかれるんです。権威のある人は、文章が上から目線だったりします。そこを指摘してもご本人はわからない。怒られても、本当に著者様のことを思うからこそ、感じたことは正直にお伝えします。出版って私も著者さんもお互い学びなんです。仕事に優劣はない、人に上下はない、世界は一つ、私は世界で一番幸せと思うようになってから願いが叶うようになりました。

読者へのメッセージ

Q:最後に読者の方へのメッセージをお願いいたします。

小林:私に訪れるすべてのできごとは、私を成長させてくれます。あなたに訪れるすべてのできごとは、あなたを成長させてくれます。人は誰も年老いていきますが、最後まで成長をあきらめない人生にしたいと私は思います。私の成長は人との出会いや、本によってもたらされました。私の人生は、人に喜ばれる本をつくることや喜ばれる情報を発信すること、皆様にシェアすることでこれからも成長し続けると信じています。

記者:本日は、出版を通じて多くの方に夢を叶える素晴らしい活動をされている小林さんの世界平和への熱い想いを全身で感じました。貴重なお話をありがとうございました。

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小林真美さんについての詳細情報についてはこちら

↓↓↓

無叶舎(むくしゃ): http://mukusya.xyz/

著書:『リピート率99%の仕事術』レターズ

Facebook: https://www.facebook.com/mukusy

ブログ:https://letters-mami.jugem.jp/

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編集後記

今回インタビューの記者を担当した山本、中川です。

多くの苦難を乗り越えてきたからこそ言える、確信に満ちたお話を伺うことができました。願いが叶うようになった次は世界平和を願われるという常に「人のために!世界は一つ」という軸がブレない一貫性あるお話を頂きました。今後もますますのご活躍を応援しています。

この記事は、リライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

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