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日本人の心。仏教を学ぶ。[音楽で文学作品を作る。アルバムコンセプト2024 2]

前回アルバムのコンセプトについてまとめたが、今日は日本人の価値観や文化に大きく影響を与えた仏教について深く学んでみた。

仏教について知ることで日本の精神をより理解して、さらに前回作ったコンセプトと掛け合わせることで独自のアルバムスタイルが出来ないか考えてみる。

とりあえず何冊か本を読んでみたのでまとめてみる。

簡単に結論を先に言うと、『今この瞬間にのみ集中する』ということだと勝手に理解した。

言っていることの全てはこれに繋がる気がする。
まぁもちろんそんな簡単な話ではないと思うが。

では詳しくシェアしていく。


日本では、仏教と神道が調和して共存しているという。
神道(神社か?)は多くの神々や精霊を崇拝する土着の宗教。


仏教は心のありかた・道徳的枠組みを、神道は自然と世界を動かす神聖な力とのつながりを日本人の価値観に提供しているようだ。

実際は仏教は哲学、思想、宗教、文化、文明は生命の幸福につながらず価値がないとしているので 宗教である神道と考えはぶつかっているようだが、日本の価値観はこんな感じの別々のものが混じり合って出来ているようだ。なんとなく誤解されたり、別の考え方が混ざり合ってうやむやになって定着しているんだろうと勝手に思っている。

今回はとりあえず仏教に絞って勉強してみる。

仏教とは(原始仏教に近いもの)
普遍的な客観的な事実を説くものであるようだ。

普遍的な客観的な事実、つまり無常(すべては瞬間で変わり続けている。変わらないものなど存在しないこと)をベースに考えていくようだ。

仏教は宗教ではなく、論理的に説明していくので科学と同じだが、科学が物理学などの物の現象を”観察”する一方、仏教は心の現象を”観察”することらしい。

仏教で語るのは客観的な事実なので、”観察”し実際に何が起こっているのかを知っていくというスタンスのようだ。

仏教の目的は幸せになることだと僕は解釈した。

ではなぜ人は幸せになれず悩み続けるのか。

人間は変化が嫌いであり、全ての悩みは2つに分けられるという。
1 変わるから悩む。
2 変わらないから悩む

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