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【学生向け】面接の心構え


はじめに

この記事を読んでいるということは、書類選考は通ったのだと思います。書類選考通過おめでとうございます!しかし、選考はこれで終わりではありません。この記事では面接について書いていくので、面接対策になれば幸いです。

前回ポートフォリオ編

面接される側が心がけること

1.面接を楽しむ

この心がけをするだけで、すべてが上手くいくと言っても過言ではありません。面接なので当然緊張すると思いますが、楽しむことを心がけると緊張がほぐれ、良い結果につながりやすいです。

私が学生の頃もその場その場の面接(会話)を楽しむように心がけていました。例えば、ある企業の面接では、好きな趣味について熱く語ったり、好きな作品について語って面接官と盛り上がり、結果的に和やかな雰囲気の中で面接が進みました。

ただ、リラックスしすぎて敬語がなくなったり、いい加減な対応をするのはNGですので気を付けてください。過去には敬語が怪しい人がいましたが、さすがに採用は見送りました。

2.固くなるのは当然不利

固くなると自分の魅力を十分に伝えられなくなるので、当然不利です。緊張するなという方が無理だと思うので、採用側もそれは想定して話をしていますが、ガチガチになって沈黙が続き、会話もままならないのは厳しいです。

過去の面接で非常に緊張していた学生がいました。見て取れるほど緊張していて所々で全く言葉が出ず、沈黙が続く場面がありました。「緊張している?」とか「めっちゃ緊張しているね」とかやり取りして少しずつ緊張がほぐれ、徐々に自分の趣味や大学での経験について話し始め、その後はスムーズに会話が進みました。

緊張していても、できるだけ普段通りを心がけると良いでしょう。

3.リモート面接の場合

コロナ禍も明け、直接面接の機会も増えてきたと思いますが、リモート面接もまだあります。リモート面接の場合はPCで行うので、あらかじめ用意した文章を画面に出しておくことも可能です。しかし、文章を読むのは避けたほうが良いです。採用者からすると、あまりに淀みなく喋るので、「機械っぽい」、「嘘っぽい」印象を与えます。事前に準備することは重要ですが、話す内容を頭に入れて、自分の言葉で話すように心がけましょう。

4.応募会社外の作品を上げても構わない

好きな作品を挙げる際は、応募会社外の作品でも構いません。ただし、「どうしてその会社ではなくうちを受けるのか?」という質問はされるので、返答は考えておきましょう。応募会社の作品を挙げるのも大丈夫ですが、制作元請けの場合は社内の撮影班で作業していないこともあるので、その点を理解した上で話をしないと、下調べ不足という印象を与えてしまいます。

採用側が見ているもの

5.人となりを重視

主に面接で見ているのは、応募者が「どんな人か」という人となりです。形式的に志望動機や自己PRを聞いていますが、正直そこはさほど重要視していません。(履歴書にも書いてあるし、どこでも良いから受かりたいというのが本音だと思うので…)できるだけ履歴書に書かれていないことや、想定していない質問を投げかけて、応募者の素の部分を見極めたいと思っています。
例えば履歴書の趣味が映画鑑賞だった場合、もちろん掘り下げて最近何を見たのか、何が好きなのかなどを聞きます。その中で、高津が好きな作品を少し話す機会もあります。それに対して、「無言」「相槌を打つ」「自分の感想を言う」、など色々反応はありますが、ここでどんな会話が出来るのかなどを見ています。
撮影は人とのコミュニケーションが必須な職業です。想定外の質問に固まって何も喋れないのか、喋れないなりに何か場を持たせるのかで、印象も大きく違います。前述の「面接を楽しむ」ということを心がけていれば、普段通り会話できると思います。沈黙は良くないので、頭の中が真っ白になってしまったとしても、「すみません、頭の中真っ白になってしまいました」などと正直に話して、沈黙を避けるようにしましょう。

6.雑談を交えると良い

これは一般論ではないかもしれないので、あくまで私個人の話です。私は面接時の会話は雑談程度でも構わないと思っています。応募者がどういう人なのか、できるだけ普段通り、なんなら居酒屋で話を聞くくらいのノリでざっくばらんに話をしたいです。
「5.人となりを重視している」でも書きましたが掘り下げて会話をするときに雑談交えながら話が出来るとのが本当は理想です。
形式張った話し方より、普段の喋りに近い方が親しみが湧きますし、その人の素の部分が見えて評価もしやすいです。ただし、一般企業や上場企業などでは考えが違う可能性が高いので注意してください。

おもしろ採用枠 2024/06/01 17時追記

注:実際はおもしろいだけで採用しているわけでは無いです
ふざけてるのかと思われるかも知れないですが、おもしろ採用枠があります。バイト先が面白い、書類の内容が面白い、人間性などなど様々。「ふーんおもしれーやつ」って思わせられたらうんと採用率上がると思います。
ただ気を付けて欲しいのはこれらは全て本人が狙っているわけではありません。いろいろな要素が噛み合い、また面接で円滑なコミュニケーションが取れた結果おもしろい要素に昇華しかものです。狙ってやる面白い事は冷められる可能性もあるので気を付けましょう。

まとめ

とにかく面接を楽しめるくらいの余裕を持ちましょう!
いきなりその域に達するのは無理だと思うので普段から人と話すようにして面接でも普段通り喋れるように心がけましょう。

面接は人となりを見ています。形式的な志望動機や自己PRよりも、普段の自分を見せることが重要です。個人的には雑談を交えたリラックスした会話が個人的にも嬉しいです。

この記事が面接対策に役立ち、良い結果につながることを願っています。自分自身を信じて、面接に臨んでください。成功を祈っています!


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