Teams障害に思ったこと
どうもこんばんわ。崇(たかし)です。
今日は帰宅が遅くなったので短めに、「Teams障害に思ったこと」です。
Teams障害が発生した
先月あたりにもありましたが、今日もMicrosoft Teamsの障害が発生しました。
ぼくの会社は全面的にTeamsを使用しており、オンラインミーティングからチャット、ファイル管理、チームコミュニケーションなどかなり幅広い範囲で活用しており、リモートワークを実現しています。
ぼくは前回の障害では大きな不具合は発生しなかったのですが、今回はもろに影響を食らいました。
具体的には、ミーティングにログインできない、チャットが打てない、届かないといった症状です。
おかげでミーティングに参加できず、スマホから無理やりログインして参加したりとかなりバタバタした感じになってしまいました。
他にも本当はメンバーが送っていたチャットが自分だけ届いておらずコミュニケーションミスが発生したり、といった事象が発生しました。
リモートワークの弱み・基盤への依存
ぼくたちのリモートワークはこうしたオンラインツールを基盤として実現されているため、こうした基盤に綻びが出ると一気に成立しなくなります。
今日も、Teamsがつながらなくなったことで急に何か大きなものから断絶されたような心細さを感じました。
普段知らないうちに依存している基盤は、崩れた時に初めて自分がどれほどそこに依存していたかを知るものです。
「考えること」のコスト
実は今回の障害では「再ログインする」ことで解消するケースが多かったらしいです。
自分はそれに気づいておらず結構四苦八苦してたわけですが、最終的に再ログインを試したら嘘のように症状が回復しました。
その時に、「自分はITツールを使いこなしているつもりでいるが、本当は全然そんなことはないのではないか」と思ってしまいました。
曲がりなりにもIT業界で仕事しており、ITリテラシーが低くはないと思っていたけれど、実は普段使っているツールのことも全然分かっていないのではないかと。
「現代において、日常的に使用するものの全ての原理を知っていることは不可能である」というようなことをユヴァル・ノア・ハラリが書いていたと思います。
なぜTeamsは動くのか。その原理は何なのか。裏ではどういった仕組みが働いているのか。
そんなことをいちいち考えていたら、仕事になりません。
Teams以外も普段使うITツールだけで、何種類あるのかも数え切れません。
それらを全て把握して、有事の際に完全に適切なアクションを取ることなど、不可能なのです。
ですので、今日のような「有事」(というほどでもありませんが)が発生すると、急に自分の足元が恐ろしく脆い地盤でできているような不安感を感じてしまうのでしょうね。
そしてぼくはきっと明日も、何の疑いもなく自分の予定表からTeamsを開き、新たなミーティングにログインするのでしょう。
そのTeamsが「繋がって」くれることに、一片の疑いを持たずに。
そんなことを思った一日でした。
今日は以上です。
ありがとうございました。
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