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採用面接

大学3年のことでした。

自分は、企業に興味があり色々見たいと思っていたので大学3年の早い時期からリクルートスーツを着て企業訪問をしてました。

大学の授業も、就職を始めた時期からはスーツで受けることも多くなりました。

大学の友達からは、「就職ガチ勢」という称号をいただきました。

でも、あのころは別に早く就活を終わらせたいといことではなく、


本当に会社を訪問してみたいというだけでスーツを着ていました。

会社の内装や雰囲気を感じてみたかっただけなんですよね。


でも、なかなか学生がただ企業訪問をするのって難しいなと思いました。

だって、
企業側は自分を就活生として見てくれるので、人事の方は気合いが入りますよね。

企業を訪問する(採用面接というおまけ付き)


企業を訪問する用事って、学生の頃はインターンか採用活動しかないなと思っていたので、どうしても採用というオプションが付く確率が高いんですよ

しかも、3年生で活発に行動していることが企業からは高評価みたいで手厚い待遇を受けれるんです。(それが良い悪いかは別ですが…今では普通のことかも)

大学3年生の早い時期は採用対策なんか全くしていないので、面接なんかされたらたまったもんじゃなかったです!

何度も言いますが、単純に自分は企業を訪問したかっただけなんです。

あの当時というのは、自分が何をしたいのかが決まっていなくて、実際に会社の雰囲気を知ることからなんかやりたいことって見つかるのかなって思っていたので、色々と知りたかったんです。

なのに、説明会だけならまだしもそのまま面接をするってよくわからない状況だったんです。

訪問しただけで、面接官から「当社を選んだ理由はなんですか?」とか聞かれるんですよ。(就活生にとってはスペシャル特典ですけど)

「当社の雰囲気や内装などを見たくてきました。」なんて言えませんよ。

だから、自分は発想を変えて

模擬面接を実際の会社でやろうと!!
大学とかで面接やるより本格的じゃんって思ってました。

企業関係者の皆様大変申し訳ございませんでした。

実際に面接をしてもらうと面接練習を全然していなかったこともあり、ズタボロでした。

特に困ったのが、最後に聞かれる質問についてでした。

面接官: 「では、最後に何か質問はありませんか?」


この時は、この質問の答え方で面接の印象がかなり変わるということは全く知りませんでした。

自分:「(机に置いてあった会社パンフレットにたまたま載ってたペット特集を見てて)面接官さんは、猫派ですか?犬派ですか?ちなみに自分は噛み付いたりしなければ犬派です」


自分が採用担当であれば、

個人的に即採用しますけどね。


発言した後の空気感半端ではなかったですよ。
オフィスの一角で面接をしていたので、社員の方にも丸聞こえでしたし…
静まりかえりましたからね。

ちなみに、猫派でした!

別にふざけているわけではなく、ものすごく真剣に質問したつもりだったのですが、社会はそんなに甘くなかったですね😅

今その会社どうなっているか知りませんけど。


また、その1ヶ月後くらいにたまたま最終面接までたどり着いた別の企業がありました。

いや〜こんな自分でもやるときはやるんですよ。
前回の反省を踏まえて、最終面接前に色々と就職活動について勉強し始めました。

面接の本では、自身の経験をベースとして突っ込まれても答えられる範囲で話を持ってもいいと。盛り過ぎは駄目と書いてありました。

なんの本を読んでたんでしょうかね

そこから自分は、

話を盛ってバレるなら、ありのままを話そう!と考えました。

で、その最終面接の時に本領発揮しちゃいます。

面接官:「何か最後に言いたいことありますか?」

よし!キター♪───O(≧∇≦)O────♪\

自分:「(ありのまま素直に話すんだぞ)実は今、他の会社を希望しているのですが、本日の最終面接を通してもっとこうしたほうがいい点があれば教えてください」


正直者すぎますね。ピュアってやつですかね。

実はこの最終面接前に見ていた会社がとても面白そうだなと本気で考えていて、気持ちがそっちにしかなかったんですね。(結局、叶いませんでしたが)

だから、自分でもこの会社は受からないとわかっていたのですが、勇気を振り絞って素直に言いました。

この時の清々しさは今でも鮮明に覚えています。面接官の苦笑いの顔も。

面接官からは、もっと強くこの会社に勤めたいという気持ちを見せた方がいいですとアドバイスをいただきました。

同じ面接を受けたN君(就職活動で知り合って仲良くなった友人)に聞いたら、落ちたの自分だけだったらしいです。

N君はその会社は辞退しましたが。


良くも悪くもこういう経験があるからこそ今の自分がいると思いました。

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(振り返り)素直になることはとてもいいことだが、本当に行きたい会社へはほんの少しだけ嘘をつくことも大事。

何かをする前に情報収集は必須。

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