記録よりも記憶に残ることを
お店を運営していて常に大切に思うことがあります。
記録よりも記憶に残ることの方が大事だなと思うことです。
どういうことかって言うと、
記録に残るようなこと(商品を写真で撮ってもらうことなど)よりも、このお店美味しかったねとか、接客やサービスが良かったねと写真などの記録には残らないけど、
お客様の心の記憶に残ることの方が大切など思います。
なんとなく言いたいこと伝わってますかね🙇♂️😅
要は、スマホではなく心に残ること。
まぁ、どっちにも残ってくれるならそれに越したことはないですが…
記録というのは、SNS上で拡散されるというメリットなどがありますが、それでその人とは終わりになってしまう可能性が高いなと思います。
自分でデータ開いて見返すことって、ほとんどないなぁ…
さらに日々いろいろな場所を巡っていれば、いずれは別の記録に埋もれてしまうと思います。
一つの箱にどんどん詰められていく感じ
それとは別に、
記憶というのは何年経っても忘れないような気がします。
例えば、自分が何かを成し遂げた時とか、結婚した時や子供が産まれた時とかなど
こういう思い出って何年経っても忘れないと思います。
一つ一つの思い出が、頭の中に整理されている感じ
これからの飲食店って、記憶に残るお店ではないとなかなか成立しないと思っています。
特に自分のお店に関しては。
日本には既に溢れるばかりの飲食店が存在します。
その中から選ばれないといけないのです。
これってかなりの確率だと思います。
例えば、お昼を食べるにしても、家で食べる人と外で食べる人がいます。何を食べるのかによっても、選ばれる確率って低くなります。チェーン店か個人経営かでも変わります。最後においしいかおいしくないかでも絞られてしまいます。
そう考えると、お昼ご飯を食べにお店に来てもらえる確率って相当低いですよね。
だからこそ、記録ではなく、お客様の心に残る記憶が大切になってくると思いました。
新しくできたお店は1回は来てもらえる可能性はありますが、それっきりになってしまうかもしれません。
その1回のお店の印象が今後選ばれるかどうかを左右します。
料理にしろ、接客にしろサービスにしても記憶に残ることをしていくことが、今後飲食店が生き残っていくには必要な要素になると思いました。
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