見出し画像

インスリン、始めました。

2型糖尿病を7、8年患っています。
それで、1ヶ月ほど前からインスリン治療を開始したんだよね。
あの、お腹に注射打つやつ。
去年の8月にコロナに罹患しちゃって、
その後、掛かりつけの糖尿病のクリニックでヘモグロビンA1Cをはかったら、その数値が9.2%になっちゃってた。(正常な人は6.0未満)糖尿病の人は、合併症を予防するのに6%台が望まして、せめて7%台の前半にはしておきたいところ。
コロナが流行するまでは、6%台をキープ出来てたんだけど、
コロナで外出できなくなって、7%台にはなっていた。
外出規制が徐々に緩和されて、外にでるようになってからも、6%台にもどらなくなっちゃてて、仕事で北海道に行ったときに、気分悪くなってきて、
吐き気と腹痛が始まって、ついにはその腹痛は激痛にかわったんだよね。
本当にヤバイ病気になったと思って、その時はコロナだとは思わなかった。ホテルで数時間のたうち回るほどの激痛に耐え、翌朝は、なんとか落ち着いたんだよね。大丈夫かなと思っていたら、腹痛の翌日の夜から発熱があり、ああ、コロナかもと思ったよね。
それで、病院にいったら、やっぱりコロナだった。

それから、体重も3キロほど落ちちゃって、
167センチで48キロよ。もうガリガリな訳。やばいなあと思いながら、
病院に行くと、ヘモグロビンA1Cも9.2%でしょ。
それから数ヶ月、プールに行っては泳いだり、昼ご飯や晩ご飯では、お米を食べるのをやめてみたりするんだけど、血糖値がさがらなくなっちゃった。ご飯を食べないで、運動量を増やしたもんだから、さらに筋肉落ちちゃって、痩せていく。筋肉落ちれば、代謝も悪くなって血糖値も上がりやすくなる。その悪循環がはじまっちゃうんだよね。それで、今年2023年1月にはヘモグロビンA1Cが11%台になってしまって、掛かりつけ先生が、ガンの検査や他の病気の検査もしてくれてたんだけど、
結果言われた一言が、
「膵臓からインスリンが出てないな~。これはインスリンやなあ。」
この言葉を聞いたときは、本当頭の中のグランドピアノの重低音で、
ガーンッが鳴り響いたよね。しかも除夜の鐘みたいに、反響しちゃってずっとなってる感じ。しかもその衝撃たるやマイク・タイソンにテンプルを一撃食らってノックアウトされるほどの破壊力。
2型糖尿病になったときからいつかこんな日がくるかなあと思っていたけど、47歳で意外に早くインスリン打つ日が来てしまった。
2型糖尿病になってから誰よりも、食事に気をつけて、運動もして、摂生して、夜遊びもしなくなって、サーフィンしたりゴルフしたり、水泳したり、健康的な生活を送っていたけど、インスリン治療をすることになってしまった。それから、2月に膵臓機能を高める薬を処方してもらって、毎日のようにプールやジムにいっても、やっぱりヘモグロビンA1Cの数値は上昇して、12%台。こうなってくると、体もだるくて、家の前の坂道もしんどい。なんとか、自力で血糖値を下げる努力はしてみたものの、血糖値は下がらず上がる一方。
こうなると、現状を受け入れて、頭を切り替えていくしかない。
3月23日に、インスリン治療を始めた。
まずは、一日一回、持続性のある基礎インスリン「ゾルトファイ」という製剤からはじめることに。
でも、打ち始めるとみるみるうちに血糖値も下がり始め、体も軽くなるし、精神的にも楽になった。どこか新しい人生のステージが開始した気持ちになって、ファッションやアートにも再び興味が持てるようになってきた。
健康第一と分かっていても、血糖値を必死で下げようともがいている自分に比べたら、いまの方がよっぽど楽。
筋トレしても筋肉もついてきたし、体重も1ヶ月で3キロ増えた。
インスリをお腹に打つことは、何も知らなかった自分は、人生の終わりかのように思っていたけど、打ち始めると、健康な時とほとんどなにも変わらない。むしろ今の方が、体に気をつかうので、調子がいい。
頭を切り替えて前向きに進むってこういうことなんだろうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?