古典を読もう(*´ω`*)

意図的に物事のある一面しか見れないような教育をされてしまっている現代人が、新しい物事の見方を知るために、やっておいた方がいいこと。

ありきたりすぎるけれど、古典を読むのがいいと思う。今の時代に当たり前の考え方が、未来永劫ずっと正しい人の世の絶対的な本質か否かはわからない。けれど、古典は数千年も読み継がれてきたものである。そこに書かれていることは、少なからず真実が含まれていると思う。

自分は論語と菜根譚が好きで、ちらちらと読み進めているが、ところどころ今の時代にまかり通っている価値観と比べると、正反対のように感じることが多い。けれども、どちらが正しいのかと言われると、やはり自分は古典を信頼しようと思う。

これから時代は大きく変わっていくだろうし、それに応じて社会のシステムも大きく変わっていくだろう。世界はどんどんデジタルに移行する。

けれど、デジタル化する世界に反して、人間はアナログな存在である。肉体がある以上、有限な存在という縛りからは抜け出せないのである。そして、人が人として生きていくためには、誰かと関わる必要がある。

そんな時に、古典の教えは本当に役立つ。書店に並んでいるような自己啓発本や人間関係の本も、もちろん役に立つとは思うけれども、なんだか偏っているような感じが否めない。

もちろん、ビジネスなので、あまりにも時代の流れに沿わない考え方の本を出しても売れないし、そうなると本屋さんも困る。

それは致し方ない事なのかもしれないが、だからといって、自己啓発本ばかりを読んでいても、価値観が凝り固まってしまう。だからこそ古典を挟むのがいい。

それに、自分が生きている時代を俯瞰するためにも、古典は欠かせない。自分が生きている時代に生み出されるモノは全て、自分が生きている時代の影響を少なからず受けてしまう。

音楽、本、絵画…、どれも時代のカラーのようなものがあって、そんな教えにだけ触れていると、知らず知らずのうちに自分が枠の中に囚われる感覚になってしまう。まるで、進撃の巨人のウォールマリアの中に囚われている感覚になる。

現代の特徴なのかどうかはわからないが、書店で置かれている本も、音楽も、わかりやすいものがたくさん売れている気がする。時代の流れが早いからか、小手先のノウハウが好まれていると思う。

けれど、本当にいいものや、人のためになるものは、わかりにくくて、すぐには結果は出ない。自己啓発本を読んで興奮することはあっても、古典を読んで興奮することはほぼない。むしろ、眠たくなってくる。(なので睡眠導入剤としては最適)

そして、本当に人のためになる教えや、学びはきっとそんなものなんだろう。テンションをめちゃくちゃに上げたり、わかりやすい結果を生むものではない。その代わりに、一生涯自分を助けてくれる軸が出来る。

令和の時代だろうが、その次の時代だろうが、変わらないであろう普遍的な人間の本質を学び続けること。これが、令和の時代に大切なことなのじゃないかなって思う(*´ω`*)

サポートで頂いたお金は、より良い記事を書くための学びに使わせて頂きますね( ´罒`*)✧" ありがとうございます!!