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100人の先生を集めたオンライン研修を実現。中山隆さんが目指す「新しい教育」の姿

世界一チャレンジしやすいまち、宮崎県新富町。
この町で、自分のやりたいことにチャレンジしてみませんか?

宮崎県新富町が2017年4月に設立した地域商社こゆ財団は、新富町でチャレンジを始める新たな仲間を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

ここでは、私たちこゆ財団をはじめとして、いまどんな仲間がいるのか、町ではどんなチャレンジが起こっているのかを紹介しています。


今回は、中山隆(りゅう)さんです。

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オンラインで100人の先生がつながった!

2020年5月8日、中山さんが立案した一つの企画が実現しました。「あすの宮崎の教育のためのオンライン研修会」という、オンラインセッションです。

宮崎県内全域の学校の先生、教育委員会の方々がオンラインで一堂に会し、これから宮崎でICT教育を広めていくために情報交換をしよう!という趣旨。なんと、100名もの参加者がコミュニケーションツールZOOMを通じて集まりました。

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これは、新型コロナウイルスによる休校措置が延長される中、活用が議論されているICT教育について、教育関係者同士が情報を共有し、どんなことができるのかを議論しようという取り組みです。

学校教育のイノベーションは宮崎県から起こす!

中山さんが発案したのは2020年のGW。わずか1週間足らずの準備・告知期間でしたが、とにかく”やってみよう”ということでチャレンジしたところ、県教育委員会からも「やろう!」と賛同をいただき、実現しました。(噂を聞きつけた地元テレビ局も取材に来てくださいました!)

こゆ財団でもスピード感は大事にしていますが、今回の教育委員会や参加者の方々も本当に素晴らしいスピード感。これだけのスピード感でチャレンジができる宮崎県なら学校教育にイノベーションを起こせる!と、現場では期待感が大きく膨らんでいます。

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「新しい教育」のために自分自身を変革したい

中山さんは、2020年4月に新富町に移住し、こゆ財団の教育イノベーション推進専門官として仕事を始めました。これまでは、島根県海士町の隠岐島前高等学校で教育魅力化コーディネーターとして勤務。授業の企画や先生たちサポート、働き方改革などにも携わってきた、教育分野のプロフェッショナルです。

子どもたちへのICT教育環境の提供や、国内外をつなぐ遠隔授業など、さまざまな”新しい教育”へのチャレンジを重ねてきた中山さん。移住した宮崎県新富町でもすぐさま教育関係者の方々と精力的に出会い、上述のような機会を生み出しています。

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子どもたち一人ひとりが学びやすいICT教育の環境づくりはとても大事ですし、そのために先生たちが学べる場をつくることも不可欠です」という中山さん。

オンラインセッションで100人を超える先生たちが求めていたのも、まさにそうしたこと。みんな”何ができるか、どう行動できるかが知りたい”、”相談先を知りたいし、先生同士のネットワークも築きたい”と話をしていました。

オンラインセッションでは、100人を小グループに分け、グループごとに意見を共有できる時間も設けられました。オンライン上でもこうしたことが可能である今、私たちができることは格段に広がっていると感じます。

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その一方で「農業の町・新富町で農作業をさせていただくたびに、やっぱりオフラインも大事だわーと感じています」と笑う中山さん。

オンラインもオフラインもフル活用したチャレンジ。その先に、中山さんは『新しい教育』を見出そうとしています。





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